イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

郷さん、式ではしゃぎ過ぎ

2007-07-28 18:24:37 | テレビ番組

 『金色の翼』における槙の視力の末路を妄想している場合ではないのでありまして、ネット環境になって1年半、PC画面と接している時間が増えたこともあり、眼鏡の度がモロに合わなくなりつつあります。

 もともと右がよくある中程度の近視、左が極度の遠視で、どちらにも微量乱視が入っているとの診断で、89年から眼鏡常用者になったのですが、それから05年の直近作まで、4組の眼鏡がどれもここのところ、どれをかけても場面次第でしっくり来たり来なかったり。

 原因ははっきりしてます。左右関係なく老眼が加速度的に進行してきたのだ(情無)。

 こうしてPCに向かっているときも、ディスプレイ画面を見ている分には“従来作”で無問題なのですが、キイボードに目を落とすと、微妙に違う。

 さらに、データ的なことを参照するために手帳や新聞雑誌の細かい文字を見るときは、いっそ裸眼じゃないと捗らない。

 こんな状態でプラス、TV画面でVTR再生してチェックしながら書こうなんて思ったら、もう大変。

 昭和のコント「赤上げて、白上げて、白下げないで、赤上げない」みたいなことになります。

 やっぱり、次回検眼したら、遠近両用かな。両用かけてると目つきがえらく高齢者っぽくなるから、避けたかったんですけどねぇ。

 『爆笑オンエアバトル』(27日24:10~)、先週に続き石川県津幡町での公開収録ですが、地方収録によくあるお祭り的なテンション高さが、今回は心なしかあまり感じられませんでした。

 最高kbがハマカーン485。うーん、これでもかなりインフレだなぁ。浜谷得意のロボットネタ一本押しも、密度があまり高いとは言えない。「このカルテ、シュレッダーかけといて」「もみ消しじゃねーか」でのオチは悪くなかったけど、彼らの力量、実績から言えば、450そこそこの評価が妥当だと思う。

 地方収録に限らず、最近どうもこの人たち、ネタ・出来のわりに玉入り過ぎのような気がしていたんですが、今回、出からじっくり見ていて少し理由がわかったような気がする。「どもーーよろしくーー」と、出で持って来る雰囲気が別格なんですよ。

 特にボケ浜谷の、一見客席なめてるみたいなヘラッとしたたたずまい。たぶん、ネタ本体より、ここで若干笑いの下駄履いちゃうんだと思う。これは決して悪いことではない。ツッコミ神田の微量低体温も、浜谷の“1割ヘラヘラ遊んでる”感があって活きる。

 イワイガワは反対に、ジョニ男のアナクロなボケ演技を、ツッコミ井川がガシッとつかまえて煽り切れていない。今回のネタで、ちゃんと客席への笑いサインになり得たのは「好きになれるだろうかー」「(オレンジレンジ)知らんな?」だけ。ボケから「バカヅラしてる」「クリソこっち」「愛し合ってるんだから」など、鋭いツッコミさえあれば笑い倍増できるキューが山のように提示されてるのに、ほとんどスルーでもったいない。いまのままでは、ジョニ男のピン芸と大して変わりません。

 ジェニーゴーゴーはゆるキャラ、ゆる芸という看板になってはいるが、心地よいゆるさというよりメリハリなさだけが目立った。どちらも腹から声が出てないし。

 彼らと16kb差なら、オフエアになった末高斗夢“寒可笑しさ”のほうが観たかったな。また前回のミズノミキのように、ネットオークションで買いつけたネタ持ち込みで石川まで来たのだろうか。敗者コメントでも泣き入ってた通り、日が当たらずに終わった小道具ちょっとかわいそう。

 弾丸ジャッキーは、月河は初見だったので新鮮さはありましたが、とにかくコストパフォーマンスが悪い感じ。漫才やるのかコントか?って観客が予期してるところで本格的徒手体操やって見せれば、そりゃ新鮮なの当たり前ですよね。これは、見慣れていくごとに磨り減るタイプの笑いだと思う。

 ネタ本体より「たぃそせんーしゅの」という“名乗り”のほうが笑えました。自衛隊のほうが内容的に弱かったね。「地雷がひとつ」の毒気はよかったけど。

 今回進歩を感じたのはオオカミ少年。前回オンエア観たときはいかにも単調で、息切らして燃費悪い笑いだなぁと思ったのですが、運動量の多い本編より「ブレイクターイム」「マジ休憩となっとります」「ウエンツウエンツって疲れたよ、オレ結構ウエンツ好きだし」のくだりが良かった。何より、声と振りを揃えて演る芸風だからこそ、2人のキャラの違いがくっきり出るようネタを作ってきてるところに前進を感じました。

 いちばん気になったのは、実は司会の神田愛花アナ。新年度からの担当で徐々に慣れて味も出て来ているとは思うのですが、計量前の「こんばんはー!…」で始まる振りで、フレーズごとに頭を振り過ぎる。

 おデコを出さない髪型が主流になってきてから、アナやタレントに限らず若い女性全般に言えることなのですが“目にかかる長さの前髪ではないのに、払うのがクセになっている”みたいな動きが、会話中やたら目立つのです。くだけたフリートーク中ならともかく、司会MCのアナが、正面カメラ目線で決まりフレーズを言うときぐらいはなるべく頭を動かさないよう心がけるべきだと思う。見やすさが何割か違うんです。

 ……なんか、おシュウトメさんみたいなもの言いになってるな。老眼も進むわけだ(焦)。

コメント
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