午前11時45分に店に到着。暖簾はかかっていなかったが、たまたま仕入れ業者らしき人がいて、「今日は休みですか」と聞くと「やるはずやけどな」とドアを開けて「お客さんや」と声をかける。店主らしき人が出てきて・・・
・・・津の『いとう』の大将でないことは分かった。・・・じゃあ、どういう関係なんだろう。
ふと目にとまったファイルに入っている新聞記事のコピー。平成22年の記事・・・それは東京三越で開催されたイベント。鰻で有名な浜松と愛知の一色に加え、津からも鰻屋の職人が参加する。このイベントに津から参戦したのが津市内にあった『うなぎのいとう』
新聞の写真では懐かしい大将、下ネタばかりを吐き散らしていた大将が笑っている。そして隣にはその時の写真も貼ってあり、鰻を焼いている二人の人物。一人は懐かしい大将、そしてもう一人が・・・ここの大将やん!
これが伊賀上野の緑ヶ丘にある『うなぎのいとう』のメニュー。
去年1年間のプチご褒美で「塩焼重箱」(3900円)を頼む。奥さんは上丼(1800円)。
津の『いとう』の大将と同じようにここの大将もよくしゃべる。そしてお客に自分が食べるうなぎを捌くのを見せたがる・・・ほんま、そっくりやな。
最初はこの写真の距離から眺めていたが、大将が振り返って叫ぶ。「そこにスリッパあるから、それ履いてこっちに入っておいで」
大変なことになってきた。
さっきまで大萱先生(一志『みんなの塾』塾頭)と尾崎先生(尾崎塾塾頭)が来られては、今年の総括をしていた。話すことに夢中で写真を撮るのを忘れた。