お知らせ
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。
ささくれだった夜だったが・・・一転。
はいはいはい、竜太(18期生・市職員)登場。めっちゃ久しぶりやね。聞けば配属先がなかなか忙しく、今になってちょっと落ち着いたとか。その割にはかわいい女の子が横におるやん、それって残業扱いか(笑)。ともあれ、結婚が決まったそうでめでたい。
お嬢ちゃんには近いうちにひと働き・・・優里(津西2年)に仕事の内容を話してほしいと伝える。ドンピシャの仕事ではないが、それでも仕事の輪郭は分かるはず。
人と会うと、すぐに塾生の誰それに会わせてやろうと考える・・・職業病やな。
今夜は2週間ぶりの里恵の国語だ。平成24年度の三重県公立の問題に決める。去年の31期生がほぼ同時期に同じ問題を解いている。2月初旬として、すり合わせをするつもりだ。
大典(21期生・立命館法科大学院3年)から電話・・・「先生、僕ね、選挙管理委員会に電話してみたんですよ」 「礼状とあいさつの件か」 「ええ、やっぱり気になって・・・そしたらね、選挙目的の個別訪問は何人もダメだと言うんですよ」 「じゃあ、やっぱしアカンやん」 「まあ・・・でもね、選挙目的というのが、先生の場合は今回の応援に感謝する意味でのお礼や礼状なんですけど、次回の選挙目的と取られかねないし・・・」 「それって拡大解釈ちゃうん・・・」 「まあ、僕もそのあたりを聞いたんですけどね、最終の決定は警察の判断だって・・・」 「最後の審判が警察によって下されるわけ? おかしいやん!」 「だってそう言うんですよ」
・・・ワケが分からない。
まあ、このブログは60歳の全く選挙というものを知らない男が、30歳のやたら物知り顔の龍神から叱咤されるおもしろさ。それに加えて、60歳の選挙を知らない俺は不特定多数のふつうに生きてきた読者の等身大であり、選挙にまつわるありえない規則や予想外の規則などに共に驚き呆れる・・・そのあたりの受けを狙ってはいたが・・・乖離の幅が広すぎて、正直言ってワケが分からない。
じゃあ、明日から巡礼は慎むべきなのか。・・・明日は美杉の蕎麦屋でランチの予定だったが。
鈴鹿と高田で合格発表・・・最も不安だった生徒が高田に合格した。とりあえずは安堵。
公立の前期選抜が迫っている・・・あと1週間だ。
中3の瑠梨が俺の奥さんに言ったとか・・・私たちには送り出しがないんですね。
昨日は朝の俺のブログで龍神(17期生・津市会議員)から連絡・・・礼状はダメ! ならばと挨拶にとまわった智ちゃん(5期生)、菊山(15期生)、文俊(10期生)、大森(15期生)から田中土木。途中で大典(21期生・立命館法科大学院3年)から連絡、「今、公職選挙法を見てるんですけどね、挨拶も問題があるようですよ」 「おいおいおい、応援してもらってるのに礼状も挨拶もダメってどういうこっちゃ」 「僕に怒らないでくださいよ」 そんな流れでの『ぎんざ』さんだった。
夜になりアズマさんが塾に寄り、そのあたりを尋ねてみると、「当の龍神のほうはいろいろと足かせがありますが、支援した先生は大丈夫。礼状も挨拶も問題ないです」 ・・・いろんな解釈はあるようで、成立時にはそれを必然とするような背景があったのだろうが、お願いしたのにそのお礼や礼状はダメ・・・どう考えても人間の道とは相反する。やはり政治は好きになれない。
昨夜の最期だが・・・やはり俺のコメントで反応するのは星翔なんやろな。
そうそう俺のコメント・・・2月中、高1の授業は全て停止します。授業がないということです。ただし、講師にはバイト料を払ってやりたいので来させます。質問をしてくれればいい。
理由は高3のセンター送り出しに連絡なく欠席した生徒が出たこと。昨年の中3だった1年間に何度も言った・・・今年の先輩たちからの温情に対して来年、高1になってからは先輩や後輩に対して返してあげてほしい・・・喉元過ぎたら自分主義。結局はセンター送り出しだけでなく、高1からの申し入れもないために中3の私立送り出しも自然消滅。次は公立前期選抜が控えてるんやけど、どないするつもりか。
今日は娘の新居・・・明け渡しが今日のアパートにお早速お邪魔する。奥さんが台所での配置などでいろいろとアドバイス、俺はすることもなくうろうろしている。それで時間が削られて、当選のお礼と挨拶は久居界隈・・・田上(16期生)や克典(9期生)とこが中心。日の出屋さんの取り壊し・・・ちょっと切ない。
昨日は龍神(17期生・津市会議員)の事務所から街宣車を撤去するためにアズマさんがやって来て、そのついでに塾に登場。
アズマさんは名張に住む選挙大好き人間?・・・らしい。県下の選挙では本人が気がむいた選挙に登場する。候補者に惚れたら・・・どうしても当選させたいと思った人物にはボランティアで選挙参謀につく。何の仕事なのか詳細は省く、しかし10年ほど前に、ユーターン学生の就職先をと、県下の有力な地場産業を調べたときに、俺はその会社と遭遇している。名張の某優良会社、そこアズマさんは自由に動けるポジションにいる。お目当ての選挙が始まると、「じゃあ、しばらく休ませていただきます」と社員さんに言っては早朝に名張を出て、深夜に名張に帰る。そして投票日か、投票日前夜まで選挙にからむ。
告示日か、告示日前夜・・・その候補者が危うい場合は投票日まで、当選か落選かが分かるまで付きあう。逆にその候補者が大丈夫、当選する手応えを感じたら・・・その場合は投票日前夜で、選挙に携わった人々に挨拶をして選挙活動を終える。
去年の9月下旬から始まった選挙対策ではアズマさんが中心となった。何も分からない、なにせ出席者が選挙というものの未経験者ばかり・・・ほぼ全てがウチの塾OBだったが、目まぐるしいアズマさんからの要求にはアップアップの状態だった。
「僕は龍神を絶対に当選させたい・・・なぜかな、あいつのどこがいいんやろ。でもね、いろんな選挙を手伝いにいって、そこであいつと知りあって、気も利くし如才もある、小難しい政策論も大好きだし、政治家としての資質もある・・・どうしてもこんな奴を政治家にしたい、そう思いましてね、オマエが選挙に出るときは必ず俺が参謀につく・・・そう約束したんですよ。でも、龍神のこと、ちょっと褒めすぎかな」と言っては大声で笑う。
告示日までか告示日前夜までか・・・そんなアズマさんのイズムを知らない俺は、明日が投票日という先週の土曜日にアズマさんが皆に挨拶して今から名張に帰りますと言ってまわるのに慌てた。「明日は来ないんですか」と俺。「ええ、明日は来ません、吉報を待ってます」 「でも、皆で万歳したいじゃないですか」 「いや、それは皆さんで」 「アズマさんがいないと寂しいじゃないですか」 「いや、好きな奴の選挙に顔を突っ込む・・・でも投票日の前夜には撤収する、それが俺の美学です」
・・・そしてアズマさんの予想通りに龍神は当選した。それも13位・・・かなりの上位当選だった。
「俺は3000票と読んでたんですけど・・・その意味では思ったまではいかなかった。こいつのやる気が足らなかったんですよ」と龍神をなじるアズマさん。「何を言ってんですか、アズマさん。やる気はありましたよ、全開ですよ」 「アホ! そのやる気が人に伝わらへんのや!」 仲がいい長兄と末弟・・・そんな感じだ。
さすがに選挙戦の1週間はヒマなときに事務所に出向いた。アズマさんかタケガワさんのどちらかが事務所にはいた。タケカワさんもまた選挙参謀・・・家は尼崎にあるが、選挙戦の1週間は久居に泊まり込みで選挙に関わってくれた。そんな二人といっしょにいる時など、幾度となくアズマさんやタケガワさんの、ボヤキとも取れるつぶやきを何度も耳にすることになる。
「でも・・・なんで、俺は龍神がかわいいんやろ。先生、あいつは素直に『はい!分かりました』って指示に従うことってないでしょ? いつだって、ああだこうだと理由を言う、それを叱り飛ばす・・・なんでそんなあいつがかわいいんやろ」とアズマさん。「ほんまやな、龍神のどこがよくて僕も手伝っているんだか・・・ああ言えばこう言う、でもな、なんでか龍神がかわいい。いろんな政治家を見てきたけど、こんな奴が政治家になってほしい・・・龍神は僕にそんなふうに思わせる奴やな。でも、すぐに図に乗るしな」とタケカワさん。
これは当選が決まったときのタケカワさんと・・・。
「だいたい、龍神は言葉が難しすぎる。あれでなんとか普通の人に合わせてるつもりなんやけど、金曜日の塾でやった演説会での言葉・・・徒手空拳・・・としゅくうけん? あんなん、先生しか知らへん、意味分からん・・・なんであんな奴をかわいいと思うんやろな」
金曜日のミーティング・・・このイベントだけは、俺はタケカワさんに唯一盾ついた・・・俺の無理を通して開催にこぎ着けたイベント。ちなみにこの出席者の方々、本当の本当に感謝しています。
津で政治がらみで有名なブログがある・・・そのなかで新人・龍神の予想外に票を集めての当選について筆者は書く、『組織のバックアップがあったのだろう』
謹んでここで訂正させていただきます。龍神には組織票はありません。後援会長の俺が言うんで事実です。
ただ、組織票があれば本当に助かったはず。組織票がない俺たちは、ひたすらピンポイント・・・知り合いから知り合いへ、個人から個人へと周りに広げる戦略を採らざるをえませんでした。ただ、人に恵まれた。有能な参謀二人がいてくれた。龍神がかわいい・・・そんな浪花節だけで、大切な仕事をキャンセルしてまで、龍神の選挙に携わってくれました・・・もし勝因をと尋ねられたら、それが勝因です。
まだまだ未完成、塾内では先輩連中から延々と説教され続けてきた龍神が、世間に出ても状況は変わらないようで。ただ、こいつのために何とかしてやりたい・・・そんなふうに龍神に接した人間に思わせるのは、それはそれなりに龍神の稀有な才能かもしれない。
未完の大器、未完のままで終わるか、大きく大輪の花を咲かせるか・・・何とぞ叱咤のクリックをお願いします。