お知らせ
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。
5教科終了・・・。生徒も大変だろうが、記述は採点するほうも厳しい。なるべく当日のうちに採点して改善項目を意識付けしてやりたい。
しかし国語はひどかった・・・普段から書いた経験が少ない生徒はひどかった。最近になり里恵(7期生)の授業を受けた生徒もいるが、年度前半はマーク、そして後半からが記述。つまり昨年度の9月以降、今年の2月までに受けていた生徒とそうでない生徒の差が如実に出た。
そのなかで一人気を吐いたのが樹・・・採点をしたのは俺だが、荒い書きっぷりだが里恵のコメント通りに的はそれほどはずしていない。むしろ得意なはずの英語のほうがよくはずす。その樹、30点で馨五と同点・・・これで国語で差をつけようと最後まで分からなくなった。結局は馨五が理科で満点の50点を叩いて極差でトップ・・・207点。そして樹が205点。
20期生の成績を振り返ると、馨五と樹の点数は瞭(名古屋大学工学部機械航空4年)や慎也(大阪大学工学部4年)の点数をはるかに上回っている。まあ、4年前の玄太(三重大学医学部1年)は233点だが・・・。
全県模試から今年の高校入試の合否資料が送られてくる。この資料のなかにはウチの27期生たちの成績もある。胸をえぐられるようにして書き綴った高校に落とした生徒の結果・・・あの日の無念さが蘇る。
明日は由生だけが本番、今年度の全県模試に突入。今日の由生の出だしは良かった。出だしの英語が上出来、昨夜遅くまでやった中2の英作文が功を奏したよう。ところが得意なはずの数学で失速・・・そのおかげで課題が一つ見えた。結局は183点で終わった・・・ちなみに津高ボーダーだが、課題は多い。やはり社会と国語の記述に手こずっている。この課題を今夜一日でどこまで詰めるか・・・って、夜は来とらんがな。
昼前に未流来(セントヨゼフ6年)がやってきた。昨夜だったか、えらいことが分かったわけで・・・志望大学の医学部はセンターと二次で理科が3教科必要。物理と化学に加え1教科・・・生物か地学、さあてどちらを選択するか。結論は出ず、その時はそれで終わった。
夏の夜の怪談・・・まあ、俺も調べてなかったのがいけないが・・・でも全国の国公立大学医学部50のなかで、理科が3教科必要なのは3大学だけ。わざわざマニアックなとこ受けやんでもな、と思いつつも怪談の延長戦、これからのことを話す。
とりあえずは3教科目を生物に据えて、しばらくの間は生物に力をかけてみる。その手ごたえ次第で次の展開を考えようとなった。となると生物の参考書・・・昼休みを利して買い出しに出る。昼休みといえども盆前から塾から逃亡できたことはない。昼の間もまた何がしか教えていた。ゆえに食事は一日に一食か、昨日や一昨日など何も食べなかった。
久しぶりの外・・・依然として熱い。せっかく出たのだからと『バロー』でコピー用紙とウェット・ティッシュを購入。そして『WAY』で生物のセンター対策本。教科書を書き出してノートを作ると言い出したので慌てて止めた、時間がない。でも、手を動かすことで勉強している実感を味わえると言う。未流来の場合、気分のムラが激しい。時間効率を優先するあまりに頻度の高いものばかりやっても模試での結果は望めない。教科書はともかく、センター対策の参考書で手を動かすということに落ち着いた。
そして『ホットモット』でタルタルノリ弁・・・290円、後ろの高校生が**定食を頼んでいる。俺のより倍ほど高い・・・ちょっと切ない。
塾に戻って数学の立体図形のノリ弁を頬張りながら説明。昨日教えた三平方を立体図形で簡単に確認するつもりが、最短距離の問題を交えているうちに過去の三重県入試問題(昭和63年度)をホワイトボードに書き出す始末だ。
数学の昼休みが終わり、丈一郎が戻って20期生の試合開始。午前中にやった英語の採点・・・樹が45点、由生が44点、馨五が43点・・・第一区激走で第一中継所に飛び込む。
盆休みの間はほぼ毎日が午前5時様あたり・・・まあ、毎年のことだが、それでも起きるのがしんどかった。そして2日ほど寝過ごしてしまった。昔なら眠って1時間ほどでも生徒の気配で起きたはず。それができなかった・・・寄る年波か、・・・仕方がない、寄り添ってやろう。
今日は午前6時に起きる。昨夜は早く寝た。寝入って携帯で起こされた・・・玄太(24期生・三重大学医学部1年)だ。「先生、中学生の教室のドアが閉まってるんですが・・・」 「はあ?」 ・・・思い出した。少し前、隆哉(13期生)が来た時もそうだった。スラムから抜け出し暗がりにつまずきそうになりながらドアを開ける。
「なんかの拍子に自動的にロックされるみたいやな」 「それってまずいじゃないですか」 「まあな・・・中に誰もいないときだと大変やな」 「大変って・・・」 「じゃあ、ドアを閉めなければいいか」 「じゃあ、何のためのドアなんですか!」 「・・・確かに」 「鍵があるじゃないですか」 「鍵・・・どこにあるのか・・・分からん」 呆れた顔の玄太から8月のバイト料請求用紙を受け取る。時間数が多いのを気にしている・・・「気にしなくていい。そのために夏期講習の金額をいただいているからさ」
玄太が出ていった後ふと気づく、・・・8月の金額、まだ保護者に連絡していない。
『すきや』で・・・やっぱりネギ丼を頼んでしまう。午前7時、塾に戻った俺は午後から実施予定の全県模試(20期生)の問題をコピーし始める。国語以外の記述問題に関しては授業で説明した・・・極論すれば、採点者によく分かるような文章を書けということ。
目標たる先輩・・・瞭(津高→名古屋大学工学部機械航空4年)の169点、慎也(津高→大阪大学工学部4年)の195点、理恵(津高→中央大学4年)の186点あたりかな。20期生の成績表には祐(津高→同志社大学法科大学院1年)の名前がない・・・まだ、この段階では塾に密航してきてないわけだ。
20期生の成績表を眺めながら、高校入試以降は付き合いがない生徒を思う・・・ face book で探してみようか。
今日の玄太の数学は中止です。