『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

お知らせ

津・松阪地区で高校入試における内申でお悩みの方は、無料相談承ります。
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。

しんどいねえ

2013年08月07日 23時10分24秒 | 塾の風景

明日は午前10時半から歯医者、谷君(6期生・ユニバーサル)の奥さんとこ・・・予約してるから逃げられへん。

今日は俺は授業以外で騒がしい一日、竜太(18期生・立命館大学文学部4年)が来てもかまってやれず。喬之のこれからの計画に頭をめぐらす。ユメタンの黄色が宿題、400単語だ。これを50単語書くテストにかかる時間を調べる。意外と速い・・・まあ、おなじみの単語ではあるが。400単語以降は2学期からの範囲だが夏休みのうちに進めておきたい。

奥さんが弁当を持ってきてくれる。大阪から帰っての初仕事・・・そういえば奥さんが大阪にいる間は飯にありつけなかった。2日ぶりの飯・・・食べ方を忘れてしまったよ。

400~617の単語を打ち込む。中間試験までの範囲だ。これを覚える。土曜日までにだ。そして古典の分かりやすい文法書を買いに走る。中学英文法の復習で去年使った「夏の完成」・・・なんのことはない、今年の中3が使っている問題。しかしこれは十分高1レベルでも対応できる。

真ん中の部屋であい(23期生・三重大学教育学部2年)が喬之に俺が打ったばかりのプリントを解説。これさえ覚えておけば2学期の中間試験まではしのげる。

中2が今夜も英作文で粘っている。智照がやっと10枚目に入った。

竜太と里恵(7期生)の嬌声が聞こえる。夏の訪れ・・・でもきつい、疲弊している。

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言わぬが花

2013年08月07日 20時26分40秒 | 塾の風景

三重県統一模試は去年の1回の英語と国語、俺と里恵(7期生)でしのぐ。

いろんなことが同時進行で起こっていく。完全な穴埋めはできなくとも、水漏れを見て見るふりをするのではなく、頭の片隅に留めてから次の事態へと臨む。忘れてはいない、しかしまずは迫りくる次だ。それでもひっきりなしに携帯が鳴る。

勉チャンが壮次郎と大貴(ともに三重高特進2年)に物理の旺文社『基礎問』と河合『名門の森』をプレゼントしてくれる。「このままじゃ偏差値50と60の間を往ったり来たりするだけの平凡な選手に終わってしまうよ。夏休みまで高校から呼び出し(補習)を食らう、じっくり集中して問題に向かう時間がない。これじゃ実績は出せないはずやけど・・・三重高の特進の実績ってどうよ」と辛口のコメント。

 

懸念の件はそれなりに収斂に向かっている。さすがに今回のことは誰に相談することもなく胸に秘めたまま・・・だから、誰も聞くなよ。

馨五はそれなりに安定感を増した。ネックは数学だけだ・・・馨五の場合は問題数と比較する。他の面々の成績はアップしてないというか、貰っていない。今日の試験は2教科だけで、宿題にかかっている。明日から去年の統一2回に入る。

宿題が終わったからか、中2の英作文が始まっている。人也が11枚目に入っている。智照は9枚目、今しがた2回目のダメ押しをしたばかりだ。

喬之の計画を組んでいるが・・・なかなかに難しい。今夜は遅くなる・・・というか、ずっと塾に泊まり込んでいるから同じことだが。

 

何も言えませんが、クリックのほうお願いします。勝手な言いぐさですが何とぞお願いします。

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盆の足音

2013年08月07日 16時01分19秒 | 塾の風景

頬を優しくなでる俺を皆が笑う。皆と言っても生徒ではない。生徒たちは帰った。甚ちゃん(6期生相当・県職員)と里恵(7期生・国語講師)と龍神(17期生・捲土重来中)の3人だ。

龍神から連絡、「古西先輩(12期生・JT)が12日と13日の両日になんとか帰れそうだとか」

俺は依然として頬を撫でている・・・自分でも情けない顔だと言うことが分かる。皆が檻の中の動物を見るかの視線で笑う・・・こっちも情けない。

酒を飲んで寝た・・・それが良かったか、快調だ・・・そう思うことにしよう。午前中は中3が宿題をしている。午前10時から不定詞のプリント・・・これは『夏の完成』だが、ほとんどが2学期の復習となる。

 

午後から試験、4期生の智美から連絡、お嬢を連れてくる。

竜太(18期生・立命館大学文学部4年)登場。そして里恵もやって来る。

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思えば遠くへ来たものだ

2013年08月07日 00時11分15秒 | 塾長の友人

呉の花火大会での定宿は『カンフォート・ホテル』 ・・・朝はバイキング形式で無料だ。午前8時頃に下りていくと時間帯からして満員だ。北野君(築地の病院)はいない。午前9時には起きて大和ミュージアムに行くと言ってたが、ほぼ徹夜が2日続きだ。たぶん、まだ寝ているんだろう。

『和民』では翌日のイカサマをおくびにも出せずに歓談。大将の独演会の様相を呈する。

『和民』が閉店したあと、コンビニ行くつもりが隣に『フレンドリー』、橋本ドクターと北野君、俺と奥さんとれい(18期生・某高校数学講師)、5人で入る。『ふじわら』の大将はタクシーでホテルに戻った。ホテルは呉クレイトン・ベイ・・・花火会場に一番近いホテルだ。設営の関係上、大将と奥さんだけがここ。

大将がいる前では話せない話もある。仕事の話だ・・・今の病院に勤務するまでのいきさつなどを北野君が話していく。改めて、紆余曲折があっての赴任。それと幸運・・・とある免疫系の世界的権威が亡くなった。その後を継ぐと目される権威がたまたま北野君の上司だった。アメリカ留学段階ではそんなことは分からない。世界的権威が亡くなったのが去年、それから北野君の運命は目まぐるしく動き出す。

そして運命・・・あるいは天命に翻弄されるかのように築地の病院に赴任することなる。北野君、その激動の半年間を初めてゆっくりと振り返ったかのように大きなため息。そこでふいに北野君の友人の話が出る。

「そいつもね、研究がしたかったんですよ。是非、アメリカに来いって言ったんです。でもね、やはり家族の問題なんですよ。奥さんが反対したそうです」 「そりゃ仕方がない、子育てとか、教育のこととか、不安はあるやろね」と俺。「そりゃウチの家族も同じですよ。何度家庭不和に直面したか分かりませんよ。でもねセンセ、プロレスラーでもそうですけど、誰だってメインエベンターになりたいって気持ち、あるじゃないですか。やっぱり医師になったからには、研究を希望するならば・・・やっぱり本場ですよ。確かに田舎にいてもそれなりのポジションがあり、少しずつステイタスも上がっていくでしょ。でもね、自分がやりたい研究をしなくっちゃダメじゃないですか。なんのためにこの世界に飛び込んだんですか」

・・・北野君に似合わない強固な意見、北野君自身も家族との間で逡巡したことが窺えた。留学には行きたい、しかし家族がいる、子どもがいる。やりたいことと家族を維持していくこと、その間で揺れる、もがく。

「それにしても好きなことをさせてくれる奥さんに感謝やね」と橋本ドクター・・・得点1。「確かにそやな、感謝せなアカン」と二番煎じの俺、奥さんの表情は無表情・・・無得点。

「北野、明日は昼飯食べる時間あるか」と橋本ドクター、ホテルの前だ。「ああ、あるある」と北野君。「じゃあ、午前10時半くらいに迎えに行くよ。それまでこっちは娘たちの相手だ」 「ははは、どこでも同じや」 俺は視線を逸らしながらほくそ笑む。

 

北野君、やはり寝込んでいたそうで、俺たち家族は先に昨夜の「ゆる~い飲み会」の会場へ。到着すると、『ふじわら』の大将が準備の最中。「いやあ、もう汗びっしょりや」

しばらくすると助手席に北野君を乗せた橋本ドクターの白いエスティマ到着。助手席の北野君、全てを悟ったのだろう、豪快な笑い声・・・外まで聞こえてきそうだ。

「北野、よお来たのお。オマエが食いたかった焼鳥、橋本がやいのやいの言うから仕方がないわ、とびっきりの奴を焼いたるわ!」と大将、こっちも豪快に笑う。「これは・・・本当に・・・いやあ、本当に贅沢な食事や」

そして素早くネギマの準備を始める大将。

「あの時代、雁首揃えた医学部の学生のなかで俺は北野が一番義に厚いやと思ってたけどな。北野とは別に橋本は一番人の恩義を感じやへん奴やと思てた・・・それがさ、広島で開業しても頻繁に三重に来たら顔を出す・・・いやあ、人は外面(そとづら)じゃ分からへんよな北野!」 悪態をつきながらのネギマ、スタンバイ、ほれぼれするような手さばき。

そして焼き上がるネギマ。カモメの声が聞こえてきそうな港の倉庫街、お客は俺たちだけ・・・贅沢なランチの開始だ。

ネギマに続いては北野君がアメリカの空の下で夢にまで見た皮と、『ふじわら』の裏メニューだったハンバーグ。

「この皮ですよ、この皮! これはねえ、東京のどこを探してもないんですよ・・・これこれ、この味なんや」

空からは雨が一滴、また一滴・・・机を雨がかからぬ場所に移動、それとともに『ふじわら』の大将の戦場もそれにつれてまた移動。

「いやあ、泣くかもしれないと期待してたのにさ」と橋本ドクター。「泣くか!・・・でも、グッと来たけどな」と北野君。

そして広島駅まで大将が北野君を送るという。「北野とはゆっくり話すひまもなかったしな」

サマ師が白衣を着て歩いている橋本ドクターのイカサマの幕が閉まる。次の『ふじわら』の大将の登板は大晦日、戦場はホームに戻してウチの塾だ。

 

face book にアップした北野君の記事からシェア・・・以下。

たとえ、花火大会に間に合わなくても、とにかく今日中に呉まで駆けつける。それが人生で一番苦しい時期に支えてもらった「漢」に対する私の漢気です。やっぱり私は堅気の人間ではではないのか!? なんちゃって。

ただ今、名古屋を通過しました。


 

2013年8月4日・・・このショットを眺めるたびに俺はほくそ笑むはず。

 

 

追伸。

イカサマ師の二人の娘たちへ・・・君たちの親父は本当にひどい奴だよ。過剰な愛情の裏側に鋭利な刃を忍ばせている。いやはや、本当にいい悪漢だよ。

続・追伸。

北野君はニ三か月に一度、三重大学医学部で授業を持つ予定。玄太(24期生・三重大学医学部1年)と山崎(24期生・三重大学医学部1年)は極力出席するように。授業で分からなかった時は、塾で直接本人に聞けばいい(笑)。問題はあの巨体をニトリのロフトベッドが耐えうるかどうか・・・悩ましい。

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