昨夜の中3の送り出しで、天岩戸から女神降臨。
このフレーズだけではその場にいた奴しか分からないだろうが、それもよし。
昨日のあの一瞬に立ち会えた事実が、これから高校入試、大学受験、そして就職面接へと続く道程の始まりだ。
にぁさんからもウチの塾生にメッセージを頂き(掲示板)、俺のコメントはそれを読むことでほぼ終了。
中1のこなつとあいのコメントには国語担当の里恵から「終わってから説教やな」とキツいお達し。
中2も木下(皇学館中)と良幸と付属の体験生がまったく色っぽくないコメント。
ことに良幸、唇を動かそうとしているのは見てとれるが何を言ってるのか分からない。
中3の優哉に通訳?に行かせる。
良幸、小声で・・・頑張ってください・・・「頑張ってくださいやって」と優哉。
これで満座の笑いを取れるんだから良幸、キャラとしては申し分ない。
そんななかで唯一、真奈だけが気を吐いた。
「1年後の私の受験のお手本になるような・・・」
内容、今いち定かではない。
この段階でかなり飲んでいるのだ。
しかし真奈のコメント、受験生たる中3の肝を冷やすような一発だった。
ふと気づく・・・今日は春華(宇治山田高)を伊勢まで送る日だっけ。
へべれけである・・・万事休す。
さてその春華、高3の送り出しと同じように「頑張ってくださ~い」と来やがった。
心地よいほどに今風の女子高生を演じている? 素やろな。
健介(津東2年)のコメント、内容は見るべきものはない。
しかし量的にはなかなかのもの・・・次回に期待しよう。
高1では健斗(高田Ⅰ類)がありふれた内容であり次回期待。
慎也(津高)は去年の三重高入試でマークミスをし、40点ほど落として400点を切った自虐ネタを展開、・・・笑えた。
木下(津高)は去年の三重高入試で470点を叩いたことを吹聴せず、高田の入試で隣のきれいな女の子に目を奪われていたことをゲロする、・・・これも笑えた。
朝からK2へ特売のベッド(5.000円)を買いに行くが在庫切れ。
やむなく注文する。
そして三重高へと走る。
走りなれた道だが、直ったナビの指示通りに走ってみる。
三重高の守衛のおっちゃんに試験終了時刻を聞くと午後3時。
1時間ほど時間があるのでTSUTAYAで暇つぶし。
小学生の読書会で使用している光文社新書「99.9%は仮説(思い込みで判断しないための考え方)」は最終章を残すのみ。
順当にいけば明日にでも読み終えるはずだ。
次の本を探す。
同じく光文社新書の「わかったつもり(読解力がつかない本当の原因)」に決める。
午後3時過ぎ、三重高横のサークルKで缶コーヒーを買い優哉の携帯に連絡。
サークルKの電話で話し終わった見知らぬ受験生にたずねてみる。
「どやった? 簡単やった?」
「難しかったです。とくに英語が・・・」
「明後日の鈴鹿も受けるんか」
「ええ」
「そうか、頑張りや」
しばらくしてやって来た優哉をエスティマに乗せ、専願で別教室で受けた晃平を苦労して回収して撤収。
英数さんの解答速報で採点していると、にぁさんから電話。
三重高の結果についてだ。
英語と社会が難しかったようで、去年にくらべて大幅に難化したようだ。
ことに英語はここ3年間の軟弱な問題から長文化が進んだ。
Cを併願で狙う生徒さんが400点切ったとか。
それはウチの塾にしたところで同じこと。
優哉も400点には届かない。
来年の三重高受験を踏まえて今の中2がすること・・・。
英単語の意味が瞬時に浮かぶような条件反射の鍛錬、これしかない。
征希がやって来ては、めいに漢文の授業。
征希はカイロプラクティクの自営業者だが、漢文に関する造詣このうえなく深い。
かつてはセンター国語で満点を叩いた経歴を持つが、こと漢文では勉強ではなく趣味だと豪語していた。
高校入学時から東京大学を目指した愛もまた高1段階でその薫陶を受け、はや1年にしてセンターレベルならほぼ満点を取っていた。
愛以外にも千尋の神戸大学合格にも多大なる貢献を果たしてくれた。
そんな征希ですら三重大学の漢文についてこう言う。
「よっぽど漢文が好きな人が三重大学にはおるんやろね、これは難しい」
さあてどうなる。
古い塾では徳武がれいの数学。