読者の皆さんはこんにゃくの花を見たことがありますか?
実は私も初めてなのです。
非常に珍しいと思ったのでご紹介することにしました。
私のこんにゃく栽培は今回が初めてです。
昨年末、種イモ2個を実家よりもらい受けて植えて植えていたものの1個から芽が伸びて花が咲いたものです。
残りの1個は、残念ながら冬の寒さに耐えきれず、腐ってしまいました。
「種イモ」
こんにゃく芋の原産地はインドシナ半島といわれ、現地では芋の形状から「象の足」という異名があるそうです。
種イモはじゃが芋と同様に、その「象の足」を植え付けますが、じゃが芋と違って成長するのに2~3年かかるようです。
・切っていない丸いイモを種イモとして植え付けます。(この画像は昨年末にこんにゃくに加工した残りです。)
この濃い赤紫色の葉柄(茎)が花だそうです。
私も初めて見ました。同じサトイモ科の水芭蕉やカラーに似ています。
・春先になって、その芋の中心の芽が50㎝くらいに伸びてきました。(4月23日撮影)
蒟蒻の花は、4年芋以上作付けされた物でないと花が咲かないのだそうです。
なので、産地の人も蒟蒻の花を見る事は珍しいということです。
何故なら、産地では3年までに出荷するからだそうです。
裏を返せば、私が実家から貰った種イモは4年以上作付されていたものであり、幸運にも、初めての栽培で花が咲いたということです。
家庭菜園だからこそ見られた珍しい「こんにゃくの花」です。
・これがこんにゃくの花です。(4月28日撮影)
「こんにゃくの花」は、5月の中旬~6月上旬に濃い赤紫色の変わった形の花が咲きます。
茎の丈は約1m前後になり、大型の花を着け、花が終わってから葉が地下部より出て来るようですが、私の畑のこんにゃくの草丈は60㎝くらいの短い花でした。