らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「しょっちゅう」の語源

2012-02-28 | 雑学

「いつも」とか「常に」という意味を表す言葉に『しょっちゅう』があります。
この言葉は関西方面の方言かと思っていましたが、れっきとした日本語であることが分かりました。
そこで今日はこの言葉の語源を調べてみました。

「しょっちゅう」は『初中後(しょ ちゅう ご)』が下略され、更に促音化されてできた言葉のようです。

では、『初中後』とは何を表しているのでしょうか?
『初中後』は、中世、特に鎌倉・室町時代以降の芸道論の言葉で、初心者から達人の域に達するまでの学習法を三段階に分けて示しているのだそうです。
その後、『初中後』は物事の三つの段階だけでなく、「初めから終わりまで」と時間軸でも考えられるようにもなり、「初中後」の「後」が略されて「初中(しょちゅう)」、
更に「しょっちゅう」に変化したようです。

今では、「いつも」とか「常に」という意味で『しょっちゅう』使われる言葉となっています。