らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

民主党代表戦、菅氏 大差で小沢氏に勝つ

2010-09-15 | 時事

昨日行われた民主党代表選挙は菅氏が小沢氏に大差で勝利し再選されました。
今日は民主党代表選挙結果について調べました。

民主党の代表選挙は総計1222のポイント制で行われました。
この代表選挙では、既にご承知のように菅氏、小沢氏の両陣営は、2週間にわたって党を二分するような激しい戦いを繰り広げました。

そして、昨日の開票結果は、菅氏721ポイント、小沢氏491ポイントで(国会議員5人が棄権・無効票)、菅氏が小沢氏を大差で破りました。 
内訳は、・国会議員票      菅氏412ポイント   小沢氏400ポイント
      ・地方議員票      菅氏  60ポイント   小沢氏  40ポイント
      ・党員・サポーター票  菅氏249ポイント   小沢氏  51ポイント
         合計            721ポイント         491ポイント

「投票結果の分析」
・地方議員票の6割が首相に流れた背景は、「政治とカネ」の問題を抱える小沢氏への抵抗感があったこと。
・党員・サポーター票が小沢氏の5倍ものポイントを獲得をしていることも、小沢氏の「政治とカネ」の問題に加えて、政権を担当して僅か3ヶ月で首相を交代させたり、1年間に3人目の首相が誕生するのは避けたいとの理由から。
・菅氏は大差で再選を果たしたものの、党内には菅首相の政権運営に根強い不満があると言われており、これが国会議員票でほぼ互角だったことに象徴されていること。
このように、今回の菅氏の勝利は、小沢氏が抱えていた「政治とカネ」の問題など、相手の弱点に救われ、菅氏が積極的に支持された訳ではないことも今回の代表選の特徴と言われています。

「政権運営」
菅首相には、代表戦で亀裂が入った党内をどのように修復するのか、更に、ねじれ国会をどのように乗り切っていくのか難しい政権運営が待っています。

民主党には、7月の参議院選挙敗北に続く党内の混乱が政治的空白を生み、国政全体に閉塞感をもたらした責任があります。
この間、円高、景気対策では政府は何ら対応できていません。
何にも対策ができない民主党政権と日銀の足元を見透かして、投資家は円を買い、昨日は、一時82円台の円高になりました。

経済界からも一刻も早く円高対策を望む声が上がっています。円高対策、景気対策は待ったなしです。
臨時国会を早期に招集し、内外の諸課題に対応するためにも、党内抗争やばらまき政策はいい加減にして、国家、国民のための有効な対策を遅延することなく、大胆に行ってほしいものです。