らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

メドーセージの花

2009-09-14 | 
今日はメドーセージの花をご紹介します。

この花は学名を「サルビア・グァラニティカ」と言い、流通名が「メドーセージ」と言われているものです。
元々、「メドーセージ(Meadow Sage)」と言われている花は「サルビア・プラテンシス(Salvia Pratensis)」のことで別に存在しています。

・これが元々のメドーセージといわれているサルビア・プラテンシスです。(ボタニックガーデンHPより)
Salvia pratensis

今日ご紹介している、流通名の「メドーセージ」は、シソ科サルビア属の宿根草で、原産地は南米メキシコ・パラグァイといわれており、日本には明治20年代に園芸植物として渡来したといわれています。

学名(属名)のサルビア(Salvia)はラテン語の「Salvare(治療)」「Salveo(健康)」が語源とされ、「グァラニティカ(guaranitica)」は原産地の一つであるパラグァイの先住民のグァラニ族(Guarani)から来ているそうです。

・これが今日ご紹介している流通名の「メドーセージ(学名:サルビア・グァラニティカ)」です。


この花は成長が早く、6月頃には草丈は1m~1.5mになりまっすぐ伸長します。
花は濃い紫色で、大きく口を開けたような花を咲かせま、葉は茎に対して左右一対ずつ対生で披針形をしており、先端は鋭く尖っています。

・蛇が大きく口を開けたような形をしている珍しい花です。


花には甘い蜜があってミツバチや蝶たちが集まり、葉には強い香りがあって、薬用効果のあるハーブとして栽培されました。
殺菌性が高く、獣肉の臭いを和らげる効果もあるようです。

・花が落ちた後は同じ色の蕚の部分が残るので花が長く咲いているように見えます。


「花言葉」 信じる力、 素朴、 知恵



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