らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

スイスの世界遺産とアルプスの謂れ

2009-09-11 | 雑学

9月7日のNHK総合テレビ番組で「世界遺産への招待状ー感動スイス絶景めぐりー」がありました。
テレビでは、世界遺産「ラヴォー地区のブドウ畑」、「ユングフラウ・アレッチ氷河(アルプス)」、「ハイジの世界」などが放映されました。

スイスには文化遺産で6箇所、自然遺産で3箇所が世界遺産として登録されています。
私は昨年初めての海外旅行としてスイスに行き、3箇所の世界遺産を見学しました。
そこで、今日は私が昨年見学した世界遺産をご紹介したいと思います。

・世界遺産「ラヴォー地区のレマン湖とブドウ畑」です。
 このブドウ畑は3つの太陽の恩恵により、ぶどう酒に適したブドウが収穫できるそうです。
 3つの太陽とは、空に輝く太陽、湖畔からの太陽の反射光、それに昼間熱された段々畑の石垣の太陽熱だそうです。
 これらの自然条件に恵まれたブドウ畑とレマン湖があるラヴォー地区が文化遺産として世界遺産に登録されています。


ところで、アルプスの名前の由来をご存知でしょうか?
アルプスとは、スイスの山腹の牧場をアルプ(alp)と言い、このアルプがたくさんあるのでアルプスと言われるようになったそうです。
このアルプ(牧場)では牛が放牧され、各牧場主は自慢のチーズを生産しているようです。

以下は「アルプス三大名峰」といわれている美しい山です。
・アルプス三大名峰の一つで、ヨーロッパ最高峰(4810.9m)のモンブランです。
 手前のグレーの波打っているところは氷河です。


・アルプス三大名峰の二つ目は、朝焼けのマッターホルン(4,478m)です。


・アルプス三大名峰の三つ目は、世界遺産に登録されているユングフラウ(4,158m)です。
 アレッチ氷河と共に自然遺産として2001年に世界遺産に登録されました。
 この氷河の長さは23kmにも及び、アルプス山脈最大の氷河ですが、残念なことに天候不良で撮影できませんでした。


・同じく世界遺産「ユングフラウ・アレッチ氷河(アルプス)」に含まれている山「メンヒ(4,107m)」です。
 アイガーとメンヒの中をトンネルで抜けて、ユングフラウの展望台まで列車が走っています。


・同じく世界遺産「ユングフラウ・アレッチ氷河(アルプス)」に含まれている山「アイガー(3,970m)」です。映画でおなじみの「アイガーの北壁」が見られます。


・フルカ峠の氷河です。世界遺産のアレッチ氷河が天候不良で撮影できなかったので、この氷河を代用として載せます。
 フルカ峠は2,431mの峠で、この氷河は約1万年前にできたといわれています。


・スイス・イタリアの国境にそびえているモンテ・ローザ(4,634m)です。
 山頂がバラの花のように見えることからモンテ・ローザ(バラの山)と名付けられたそうです。(英語ではmountain-roseです。)


アルプス山脈はアルプス・ヒマラヤ造山帯に属し、ヨーロッパ中央部を東西に横切る山脈です。
NHKのテレビでは、そのアルプスの麓に暮らす実在のハイジさん(おばさん)を紹介し、そのご家族の生活ぶりを放映していました。

・ハイジの世界を思わせるスイスの山村風景です。


・世界遺産の「ベルン旧市街」です。
 中世ヨーロッパの姿を今に伝える美しい町並みで、1983年に文化遺産として世界遺産に登録されました。