今日も長池公園から「ヒヤシンス」の花をご紹介します。
ヒヤシンスはユリ科ヒヤシンス属に属する球根性多年草です。、
原産地はトルコ、地中海沿岸で、日本には1863年にフランスからチューリップと共に渡来したそうです。
ヒヤシンス(和名は、風信子または飛信子)は、短い花茎にユリのような小花をぎっしりと咲かせ、甘い香りを漂わせる春の植物です。
野生種の花色は青紫色ですが、 園芸品種では白、黄色、桃、赤、橙などがあります。
・白のヒヤシンスです。純白がとてもきれいです。
・黄色のヒヤシンスです。清楚な感じで素敵な色です。
・ピンクのヒアシンスです。艶やかな色が魅力的です。
・紫色のヒヤシンスです。ギリシャ神話のヒアキントスの悲話を連想させる青紫の花です。
・色とりどりのヒアシンスが一箇所に咲き揃うと華やかな雰囲気になります。
「ヒヤシンスの名前の由来」
「ヒヤシンス」の花は、ギリシア神話で太陽の神、アポロンに愛された美少年、ヒヤキントスに由来します。
ある日、ヒアキントスとアポロンが円盤投げに興じていた時、二人の仲を妬む西風の神ゼフィロスが意地悪な突風を起こします。
その風によってアポロンの投げた円盤が、ヒアキントスの額に当たりヒアキントスは大量の血を流して死んでしまいます。
その時、流れ落ちた赤い血が、辺りの草に広がり草の色と混ざり合って、紫色の花を咲かせました。
この花は、ヒアキントスの生まれ変わりとしてヒアシンスと呼ばれるようになったと言われています。
このエピソードからヒヤシンスの「花言葉」は「悲しみを超えた愛」となっているようです。
色別の花言葉
「白」 心静かな愛
「黄色」 あなたとなら幸せ
「ピンク」 しとやかなかわいらしさ
「濃紫」 悲哀