現在使用中の農具小屋は竹とブルーシート造った簡単なものです。
そのため、年々基礎部分の腐食が進み、かねてから建て替えを検討していたのですが、漸くその懸案事項が解消しましたので、今日はその完成までの経過をご紹介します。
「農具小屋」造りの経過
1.畑の北東角に、小屋の敷地 2m×3mの場所を確保しました。
今年は雨がよく降りますので、先月下旬の晴天が3日程続いた日に造作を始めました。
・基礎を打ち込むために、敷地幅に糸を張ったところです。
2.基礎には長さ1m、直径46㎜の鋼管を使用しました。
・敷地に鋼管8本を打ち込んだところです
3.打ち込んだ鋼管に46㎜四方の木材をワイヤーで縛りつけ柱と梁にしました。
雨がよく降るので、屋根の枠組みが出来たところで屋根材を張っていきました。
・トタンの波板で屋根を張りかけたところです。
4.筋交いなどの補強が出来ていませんが、晴天が続かないので、屋根と壁を優先して張っていきました。
左奥に見えるブルーシートの小屋が現在使用しているものです。
・屋根が張り終わり、壁材のポリの波板を貼り始めたところです。
5.出入り口を除いてポリの波板を張り終わり、小屋らしくなりました。
・壁材のポリの波板を張り終わったところです。
6.補強には12㎝幅の板と筋交いを打ち付けました。更に三方に棚を作り、補強板や柱と固定することによって補強効果を増幅させています。
・小屋の内部です。板と筋交い、棚で補強しています。
7.扉は合板で作り、防水のため薄いシートを貼り付けました。
・扉を取り付けて殆ど完成した小屋です。
8.屋根の両側に樋を取り付けて、雨水を貯めるようにしています。夏の渇水時には大変助かります。
・これが完成した小屋です。小屋の四方に、庇(ひさし)を50cm出していますが、これは玉ねぎの日陰干し、支柱の杭や竹などを置くために作りました。
9.この中に小型テーラーや草刈機、肥料などの農機具類を収納します。
古い小屋は取り壊し、来月には耕作地として作物を植える予定です。