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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「シャガ(著莪)」の花

2009-03-27 | 

今日は「シャガ(著莪)」の花をご紹介します。

「シャガ(著莪)」はアヤメ科アヤメ属の多年草で、別名を「胡蝶花」と言い、その名の通り胡蝶を思わせる白い優雅な花を咲かせます。
原産地は中国ですが、学名は(Iris japonica)で、「日本の」という意味がつけられているように古くから日本に渡来していたようです。

「シャガ(著莪)」は、淡紫色の斑と黄色の突起があり、花の直径は約5㎝で、30㎝~60cmに伸びた茎先に数個の花が咲きます。
純白色に黄色と紫の模様が美しく、見ていて飽きない魅力的な花です。

・「シャガ(著莪)」の花です。アヤメのような優雅な花を咲かせます。


アヤメや菖蒲は4月~5月頃に咲きますが、この花は3月頃には咲き始め、冬でも葉が枯れません。

・「シャガ(著莪)」の花は一日でしぼみますが、茎の先に数個の蕾がありますので、次々と花が咲きます。


「シャガ(著莪)」は、山などで明るい日陰に咲いているのをよく見かけると思いますが、庭木や木の下などの半日陰を好むようです。


「花言葉」  抵抗、反抗、決心、私を認めて、
        この胡蝶を思わせる優雅な花に、このような花言葉がつけられていますが、その謂れを知りたいものです。


「シャガ(著莪)」を詠んだ句をご紹介します。

   「紫の 斑(ふ)の仏めく 著莪の花」   高浜虚子