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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「春分」と「春分の日」

2009-03-20 | 季節

今日3月20日は「春分」「春分の日」です。今日はこの違いについてご紹介します。

・「春分」とは、二十四節気の一つで、4月5日の「清明」までの期間を言います。
 天文学的には、太陽が黄経0度(春分点)を通過する瞬間を定義しており、暦便覧にも「日天の中を行て昼夜等分の時なり」と記されています。
 所謂、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日といわれている日ですね。
 しかし、実際には昼の方が夜のよりも約14分長いようです。その理由は下記「一口メモ」をご参照ください。                               
 なお、「春分」の日は、天文計算上2025年までは、閏年とその次の年が3月20日、その他の年が3月21日になると予測されているそうです。                                                                                                                           
 (ウィキペディアより)
           
・「春分の日」とは、日本の国民の祝日の一つで、1948年(昭和23年)公布・施行の国民の祝日に関する法律(祝日法)によって制定された「祝日」で、
 「自然をたたえ、生物をいつくしむ」事を趣旨としています。
 昔から、人々はこの日を春の訪れを祝う日としていました。また、この日には祖先に感謝をするお祭りを行う風習がありました。
 明治維新になって、明治政府は、歴代天皇の忌日をお祭りすることを企画し、民間が先祖供養の日としている春と秋の彼岸の中日に春季皇霊祭・秋季皇霊祭として
 まとめてお祭りすることにしました。そしてこの日は、明治11年に祝日して定められました。
 これが1947年(昭和22年)まで続きましたが、1948年(昭和23年)に戦前のそのような趣旨を排除した上で、もともとの民間の先祖供養の日としての趣旨の
 お彼岸を復活させ、現在の「春分の日」「秋分の日」となっています。

(一口メモ)
「春分」の日の昼と夜の長さが違う理由 (ウィキペディアより)
・大気による屈折で太陽の位置が実際より上に見えること。
 太陽が上に見える角度分だけ日の出が早く日没が遅くなります。屈折は太陽が地平線に近いほど大きくなり、日本付近ではその角度を35分8秒と見積もっている
 そうです。これによる時間差は約2分20秒といわれています。
・太陽の上端が地平線と一致した時刻を日の出或いは日没と定義しているため。
 これにより太陽の半径分、日の出が早く、日没が遅くなります。この時間差は約1分5秒と言われています。
 これらをあわせると日の出は3分25秒早く、日没は3分25秒遅くなり、春分の日の昼の長さは12時間7分、夜の葉長さは11時間53分となるそうです。