退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「ある時代のポップ・イラストレーションと素敵なアニメ映画」について

2023-01-19 02:30:17 | Weblog
晴れ。昼間は北風が冷たく。

監修・小田島等「1980年代のポップ・イラストレーション」を見て読む。

湯村輝彦、鈴木英人、山口はるみ、鴨沢祐仁、日比野克彦、空山基、永井博、
ペーター佐藤、蛭子能収、スージー甘金、霜田恵美子、上野よしみ、太田蛍一、

吾妻ひでお、根本敬、田代卓、ナンシー関に渡辺和博。
14年前の作品ということらしく。

大瀧詠一「A LONG VACATION」のジャケットが永井博の作品だということを初めて知る。
日比野克彦が賞を取り横尾忠則が画家に転向した82年が「転換点」だということも同様に。

それぞれのイラストは各自で検索していただきたい。
少なくとも「目の保養」になることは確か。

パトリック・インバート「神々の山嶺」(’21)を観る。

原作の谷口ジローが6年前に彼岸へ行ったことを今頃知る。
フランスでこんなに評価されていたことも。

「なぜ山に登るのか」という問いにマロリーは「そこに山があるから」と答えたはず。
本作の主人公羽生も「山に憑りつかれた」ようで。

「好きなものに生きることの素敵さ」よ。
その意味を問うことが無意味で。

「過酷だからこそ冬山に挑む姿」は「主人公の過去」も相俟ってほぼ「崇高」。
わが国の「山岳信仰」も手伝ってのことか。

新海誠や細田守より本作を推したい気持ち。
それぞれのファンにはそれが本当かどうかを確かめてもらいたいところ。

実写版が16年に撮られているようだがそっちは観ない。
残念ながら本作に勝るものとは思えないので。
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