退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『弱い犬は吠える男子』の厄介さとしばしの低調ぶりを凌いだシリーズ映画」について

2024-07-17 02:12:08 | Weblog
晴れのちくもりときどき雨。忙しい天気。

上野千鶴子「これからの時代を生きるあなたへ」をたぶん再読。

副題に「安心して弱者になれる社会をつくりたい」
おっしゃる通りと思いつつ。

著者のこれまでの研究成果がわかりやすく説明されていてグッド。
「旧枢軸国」で「男子が威張っていること」を忘れずに。

もっとも世界各地でも同様に。
「威張らなければならない理由」は実に簡単で「弱いから」。

残念ながら女子とまともに向き合えている男子の数は少なく。
いたずらに彼女たちを「無理解あるいは暴力や差別」によって苦しめるのみ。

「男子を『稼ぎ手』として再生産させる女子たちの不払い労働」を知ろう。
身近なところでは「産後の恨みの深さ」など。

「自分の役割ではないが手伝ってあげている」という態度が逆鱗に触れるのを「常識」に。
「一緒にすること」の意味を理解しないと。

山本芳久「日本統一12」(’15)を観る。

今回の舞台は東北。
「テキヤ連合」が「博徒の侵入」を嫌うのにふむふむ。

平川の松田一三がいい感じ。
「シーナ&ロケッツ」のギタリスト鮎川誠に似たタイプ。

小沢仁志の「隠し子」丈治、北代高士はまだまだ「青く」。
「スナック セピア」のアヤ、遠藤沙季の魅力が勝るか。

前作前々作の低調をどうにか凌いだ趣き。
「面白くするための種蒔き」が行われているのだと解釈しておく。

本作が面白いかというと決してそうではなく。
とはいえこのところプライムビデオで観た作品と比べればいささかマシかも。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「昨日と今日のあれこれ3」に... | トップ | 「志のある伝記と映像だけの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事