退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「理屈はわかるがいささか強引な著者と救急車を巡るマネーロンダリングあるいはリベラルが底上げした映画」について

2024-09-08 03:42:57 | Weblog
晴れ。仕事場のエアコンの設定温度を上げる。

本切れで呉智英「健全なる精神」を再読。

お馴染みの「支那」を代表に理屈の数々には納得。
ただいくつかについては「著者の無条件の前提」があるような。

例えば「わき毛を剃るな、女たち」。
剃ろうが剃るまいがどっちでもいいだけのこと。

「アメリカの影響の大きさ」を敢えてそこに見たのだとういうのはわかるものの。
いささか「強引な主張」だと思わざるを得ず。

このあたりは著者が批判したはずの「ヘンテコ左翼」に似ているような。
かの人にしてこの種のことがある模様。

もって「他山の石」としたいところだけれど。
自分で気付けるかどうかは何とも心許ない限り。

マル激を観る。

「救急車」というもののあれこれを知る。
そこに「企業によるふるさと納税」という「税金控除のマネーロンダリング」が絡み。

「9割」が返還されるというのだからいやはや。
「8000人」しかいない土地に12台の救急車を提供するという「意味不明」もあり。

何よりかつてあった「救急車の認定制度」を無くしたのはなぜ。
いたずらに価格の安さのみで選ぶことにもつながって。

ゲスト内尾公治の「職人としての真っ当さ」を覚えておこう。
「どこまでも現場のためになるもの」を追い求める姿を。

それにしても「手段を問わない金儲け」が好きなDMM.COMよ。
もっとも子会社の社長が「愚かなこと」を言ったせいで契約解除になったのは目出度い限り。

「調子に乗ったバカ者」たるや。
「一見好ましいこと」を勧める「詐欺師」には気をつけたいもの。

アンドレイ・コンチャロフスキー「親愛なる同志たちへ」(’20)を観る。

ソビエトと社会主義を信じた主人公リューダの行方がなかなか。
彼女は「スターリンがよかった」と言うほどの人。

監督はニキータ・ミハルコフの兄。
タルコフスキーと一緒に脚本も書いた人。

本作は相当に評価されたようだけれど。
「暴走機関車」(’85)同様に微妙な出来。

「リベラルという価値感」によって「底上げ」された模様。
「過去の酷さ」を描くことと「映画としての出来」は別物のはず。

このあたりの線引きが「当たり前」になってもらわないと。
なるほど「劣化」は各地で何度でも。
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