退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「あいまいさと優雅さと洗脳」について

2016-03-25 02:17:23 | Weblog
晴れ。風強く夜に冷える。

串田嘉男「地震予報」を読む。

3・11はハズしたがそれ以外にはピンポイントで当ててもいるというのだけれど。
残念ながら予報の詳細はよくわからなかった。

ノンフィクション関係の人が取材して伝えてくれればと思う。
何より記録を取って分析する作業が大変そうだから。

とりあえずもっと誰にでもわかるかたちで予報の仕方を伝えてくれないと。
「白黒つける」前に検証が望まれるところ。

「イースター・パレード」(’48)をこれまた久方ぶりに再見。

フレッド・アステアのステップは人を幸福にする。
アン・ミラーのタップとスピンよ。

ジュディ・ガーランドの「田舎少女ぶり」はまるで少女マンガのよう。
身振り手振りでサラダを説明するジュールス・マンシンの見事さ。

ピーター・ローフォードは雨の中野菜売りから大きな傘を買う粋。
バーテンダー、クリントン・サンドバーグの風貌はいかにも。

ナタリー・カルマスによるテクニカラーの色彩の優雅な美しさもお忘れなく。
そのやわらかさは今失われて久しいもののはず。

stepping' out with baby」「in your easter bonnet」などアーヴィング・バーリンの名曲も。
あとはyoutubeで自由に検索を。

すべてはプロデューサーであるアーサー・フリードが手がけた「マジック」。
「MGMミュージカル」という「ジャンル」があったことは知っておきたいもの。

それとは別に。

わが国ではハロウィーンに続きイースターに騒ごうという計画がある模様。
幼い頃からディズニーに「洗脳」された影響がついにここまできたかという印象。

どうせ「文化的に占領される」のならば
きちんと「本物の味わい」を知った上でそうしていただきたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする