退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「あれこれ」について

2011-07-18 02:43:10 | Weblog
晴れ。普通に暑い。

一昨日は何だか寝てしまい
昨日は久方ぶりにソウルバーへ行って帰宅後やはり寝てしまう。

タクシーの運転手さんが言うには
「毎日3時間は休憩を取る必要があり60キロ以上の速度を出してはいけない」らしい。

詳細は不明だけれど「国の命令」だとのこと。
それが本当ならいかにも現場を知らない「杓子定規ぶり」。

レスター・ブラウン「エコ・エコノミー時代の地球を語る」を読む。

8年前の本なのでデータはちょいと古いものの
「砂漠化」「水不足」「気候変動」「人口増加」「アフリカのエイズ」などについて。

「市場」には以下の「三つの基本的な問題点がある」という。

1.例えばガソリン価格には生産コスト以外の間接的コスト(例.呼吸器疾患の治療費)が含まれていない。
2.自然の多面的機能(養分の循環・水の浄化など)を正しく評価できない。
3.自然生態系(漁場・森林・放牧地・地下水など)の維持可能収量の限界を配慮しない。

2と3はうなずけるものの個人的には1に関連してタバコが取り上げられているのがやや不満。
「喫煙関連疾患を治療するための医療コスト」と「欠勤による労働生産性の低下のコスト」があるのだと。

人には「不健康あるいは『怠惰』に暮らす自由」があると思うので
そのあたりについては反論しておきたい(もちろん喫煙マナーは守った上でのこと)。

深夜にゴルフの全英オープンを観る。

今年は北アイルランドのダレン・クラークが優勝。
他のスポーツでは見ることの出来ない「20年目の挑戦」での結果にほのぼのする。

「男やもめ=夫人を亡くした男性」でふたりの息子を持つ1968年生まれの42歳。
5年前に亡くなった夫人の死因である乳がんの基金なども作ったとのこと。

フィル・ミケルソンやダスティン・ジョンソンが「ごく自然に」調子を崩したあたり
いかにもアイリッシュな「物語の力」を感じたりする。

気分はほとんどジョン・フォードの映画を見終わった後のようで
「束の間の幸福」をちょいとだけ味わう。
コメント
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