今日はどんよりと鉛色の空。
でもとても暖かく、川沿いにはきれいな桃の花が咲き始めておりました。
ちょうど一輪落ちていたのでピーコに見せると、
「くんくんくん…」
興味を示し、少し匂いをかいでくれました。
雪柳もちらほらと咲き始め。
この花が満開になるころは、桜も一緒に咲き乱れすごくにぎやかな景色になるでしょうね。
で、先週に引き続き今週も…
「ポチきゅぅ~ん!」
今日はぽちの付き添いで一緒に病院へ行っていました。
少しですが、なんとなくデート気分かな?
だから痛み止めの点滴にも頑張って耐えてます。
「ぽち君に見られていると恥ずかしい…」
処置を終え表に出るとついに雨がちらほら。
でも、幸いそうひどいものではなかったので濡れることなく家に帰れました。
「のどが渇いたよ~。」
「ふ~、疲れた…。ちょっと寝ますね。」
さて、実はピーコは一昨日の食事を最後に何も食べることができておりません。
飲み物も、昨晩少し水を舐めれたものの、しばらくすると吐き戻してしまう始末。
皮膚全体に広がったガンは、今や内蔵にもおよび、口の中、食道、胃まで及んでいる様子。
ですので、病院でもすでに最後のカウントダウンに入っていると…
だから昨晩は家族で話し合いました。
「この子のためには何が一番いいのか。」と。
無論、以前から
「耐え難い痛みがあるようならば、無理はさせず眠らしてあげるよう。」
と覚悟は決めていたのですが、
ここに来て食事をとれないことによる「餓死」ということも視野に入れねばならなくなり、
端的に言えば、いつそれを決断するかということを話ししたのです。
ピーコが一番楽なのは、早期に眠るように逝くことだとは思うのですが、
いまだに意識はかなりしっかりしており、
昨日のこの道中も、しきりに私たちの姿を目で追い、
帰宅後も、娘の言葉などに敏感に反応し、目を向け、耳を上げているので、
常に私たちとともにいたいのであろうと、私には見えてしまいます。
そして、横になっている姿も、だるそうではあるものの、
痛みや空腹に耐えている風には見えないので、それならばあともう少し。。
そう思ってしまうのです。
というより、正直な話こちら側がまだピーコと別れたくないのです。
寝たままでも、食事をとれずとも、
それでもあの子の目には力と、ハッキリとした意思を感じるのです。
だから、やはり踏み切れない。
「ただそこにいてくれる。」
その意味の大きさを身に染みて感じております。
とはいえ、わんこは自分の痛みや苦痛をほとんど表に出すことはない生き物です。
人の目には平穏そうでも、その実、必死で耐え忍んでいる可能性もかなりあります。
だから、苦しみを表に出し始めるともうそれは本当に耐え難いほどの苦痛。
もしかしたら、私はピーコにそれを無理強いしているのではないか?
そんな思いも頭の中でぐるぐる回る中、
今朝もピーコは病院へ行き、痛み止めを打ってもらってきました。
今は店には連れてこず、自宅で奥さん一緒にいます。
苦痛を取り除くことはできないけれど、
そばにいて、声をかけ、身体をさすることだけはできるから。
そして、それは今では、
「してあげる」ではなく、「させてもらうことができる」であって、
だからこそ、すごく貴重な時間で…
願わくば、あともう少し、
もう少しだけでいいからその時間が欲しい。
でもとても暖かく、川沿いにはきれいな桃の花が咲き始めておりました。
ちょうど一輪落ちていたのでピーコに見せると、
「くんくんくん…」
興味を示し、少し匂いをかいでくれました。
雪柳もちらほらと咲き始め。
この花が満開になるころは、桜も一緒に咲き乱れすごくにぎやかな景色になるでしょうね。
で、先週に引き続き今週も…
「ポチきゅぅ~ん!」
今日はぽちの付き添いで一緒に病院へ行っていました。
少しですが、なんとなくデート気分かな?
だから痛み止めの点滴にも頑張って耐えてます。
「ぽち君に見られていると恥ずかしい…」
処置を終え表に出るとついに雨がちらほら。
でも、幸いそうひどいものではなかったので濡れることなく家に帰れました。
「のどが渇いたよ~。」
「ふ~、疲れた…。ちょっと寝ますね。」
さて、実はピーコは一昨日の食事を最後に何も食べることができておりません。
飲み物も、昨晩少し水を舐めれたものの、しばらくすると吐き戻してしまう始末。
皮膚全体に広がったガンは、今や内蔵にもおよび、口の中、食道、胃まで及んでいる様子。
ですので、病院でもすでに最後のカウントダウンに入っていると…
だから昨晩は家族で話し合いました。
「この子のためには何が一番いいのか。」と。
無論、以前から
「耐え難い痛みがあるようならば、無理はさせず眠らしてあげるよう。」
と覚悟は決めていたのですが、
ここに来て食事をとれないことによる「餓死」ということも視野に入れねばならなくなり、
端的に言えば、いつそれを決断するかということを話ししたのです。
ピーコが一番楽なのは、早期に眠るように逝くことだとは思うのですが、
いまだに意識はかなりしっかりしており、
昨日のこの道中も、しきりに私たちの姿を目で追い、
帰宅後も、娘の言葉などに敏感に反応し、目を向け、耳を上げているので、
常に私たちとともにいたいのであろうと、私には見えてしまいます。
そして、横になっている姿も、だるそうではあるものの、
痛みや空腹に耐えている風には見えないので、それならばあともう少し。。
そう思ってしまうのです。
というより、正直な話こちら側がまだピーコと別れたくないのです。
寝たままでも、食事をとれずとも、
それでもあの子の目には力と、ハッキリとした意思を感じるのです。
だから、やはり踏み切れない。
「ただそこにいてくれる。」
その意味の大きさを身に染みて感じております。
とはいえ、わんこは自分の痛みや苦痛をほとんど表に出すことはない生き物です。
人の目には平穏そうでも、その実、必死で耐え忍んでいる可能性もかなりあります。
だから、苦しみを表に出し始めるともうそれは本当に耐え難いほどの苦痛。
もしかしたら、私はピーコにそれを無理強いしているのではないか?
そんな思いも頭の中でぐるぐる回る中、
今朝もピーコは病院へ行き、痛み止めを打ってもらってきました。
今は店には連れてこず、自宅で奥さん一緒にいます。
苦痛を取り除くことはできないけれど、
そばにいて、声をかけ、身体をさすることだけはできるから。
そして、それは今では、
「してあげる」ではなく、「させてもらうことができる」であって、
だからこそ、すごく貴重な時間で…
願わくば、あともう少し、
もう少しだけでいいからその時間が欲しい。
でも、、きっとピーコちゃんは、最後の最後まで一緒にいたい。大好きな家族と一緒にいたいと思います。
私なら、やっぱり最後の最後まで諦められません。。
ピーコちゃんの痛みが和らぎ、プードルさんと一緒に桜の花を見られるよう、心から祈ってます
まだ一緒にいたい気持ちとがあって
どうしたらいいのか迷いに迷いました。
獣医さんは「眠らせてあげるのも、
家族で看取るのも、どちらも正解ですよ。」と
おっしやっていました。
昨日痙攣を繰り返している時、
つっぱる手を握っていたのですが
その苦しさがどれだけ続くのか
どれほど苦しいのか
ガリガリに痩せた身体があまりにも痛々しくて
こんなことなら、朝、獣医さんへ行った時
眠らせてあげればよかった と
思いました。
けれど、ピーコは息の続く限り
私達のそばにいたいと思ってくれていたのだと
思います。
湿らせた綿、口に持っていってやりました。
一度目はじっとしていました。
時間を置いて、二度目はイヤイヤという素振りをしましたが
少しでもしめらせることができてよかったと思います。
ジョーイさん ありがとうございます。