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    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

相対的にうまい味 ~ハムカツ~ 

2021-12-12 09:43:55 | 食べ物
先日後輩のSNSで居酒屋メニューのあてを見た。
赤ウインナとハムカツ。
どちらも好きなもんだから、「いいな~。」と思いながらコメントを。

で、その時ふと思ったのですが、
実は最近、食べたいハムカツになかなか出会えていない。
飲み屋で注文しても、お肉屋さんで揚げたてを買っても、
無論スーパーの総菜コーナーで買ってみても、
確かにそのどれもが普通に美味しいのだけども、
私の食べたいそれではない。

私の食べたいのは、中身が薄く赤っぽいハム(みたいな何か)のもんで、
下手したら、ハムより周囲の衣の方が分厚いんじゃないってな感じのヤツ。
そいつに、ウスターソースをべチャッと付けて、というより浸して食べたいのです。

でも最近のハムカツの中身のハムは、その多くが分厚く上等なロースハムであり、
たとえば近所でうまいと評判の居酒屋で食べたそれは、まるでトンテキのような厚み。
確かにそれはそれで美味しいのだけども、
「違う!これはわしのハムカツじゃない!」
と、そう思ってしまうのです。

実は以前、タコヤキのとき(「下品な食べ物」)にも書きましたが、
なんというか、「ハムカツの分(ぶ)を超えている。」そういう気がするのです。
とはいえ、今そのハムカツが主流になっているということは、
世間的にはそれが正しい姿であり、あるべき姿なんだろうけど、
できれば、昔ながらのみみっちいハムカツも残しておいて欲しいのよ。

だって、今こうして食べきれないほど多くの美味しいものが出回っているその中で、
わざわざハムカツをチョイスする私のような人は、
みんながみんなそうであるとは言えないまでも、
私同様、貧乏くさいあれが食べたいはずだと思うから。

そう、味じゃないんだよな~。

というか、味とは相対的なもの。
絶対的なもんではないんだよな~。

確かに美味しい味ってのは存在するけれど、
それは常に変わらぬ絶対的なものではなく、その日の気分気分で変わるもの。

ほら、大型バイクの60キロと原付の60キロは絶対的には同じ速度だけども、
体感的、つまり相対的には全く別物でしょう?
同様に、急いでいるときの60キロと、時間に余裕のある時の60キロも全く同様に違う。

だから、味だって同様でその日の気分で上がり下がりし、
タイミングが合えさえすれば最高に美味しくなることだってある!

そんなわけで、すべてがすべて同じ方向に向かうのではなく、
やはりそこはバラエティに富んでいてほしい。
特に、発祥が少し貧乏くさいところから出ている食べ物については、
妙に高級志向にならず、本来のエッセンスを少しは残したそういうものであってほしい。


とまあ、こんなことを思っていたらなんともタイミングの良いことに、
奥さんが、先日オープンしたてのお肉屋さんでハムカツを買ってきてくれました。

うんうん、ここのは良い感じのハムで、衣の厚さも結構いいぞ!

といいますか…


DSCN6100.jpg
なんと!今は半熟玉子が入っているのか?!

まるでこれはハムエッグ?!
珍しいし結構おいしいぞ…

というわけで、ビールとともに美味しくいただきました♪

いやはや、現金なもんだ。

(*^人^*)
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