
技能試験で不合格になった人の多くは、
その理由としてメリハリが無いことを指摘されています。
ありがちなのが、「のろのろ運転」。
丁寧な運転(それ自体は大事なことです)に徹しようとするあまりに、
スピードを落とし過ぎてしまう人が多いですね。
かと思うと、やたらスピードを出してしまう人もいます。
そういう運転をする人の多くは、
前回の受験で「メリハリが無い」と指摘されたので、
「今度はうんとスピードを出してみよう」と思ってしまうようです。
勘違いしてはいけません。
「メリハリ」とは、
スピードを出しっぱなしにすることでも、無論、スピードを出さないことでもありません。
「スピードを出すべき所で出す、落とすべき所で落とす」のが「メリハリ」です。
つまり、
めりはりの無い運転になるのは、
「加速するか、減速するか」という“動作”の問題というよりも、
「スピードを出すべき所か、落とすべき所か」という“判断”の問題が大きいのです。
さらに言えば、その判断のために状況を素早く“認知”する能力も必要です。
はい。
これで「認知 → 判断 → 動作」の三役揃い踏み。
運転の基本ですね。
考えてみれば、
「スピードを出すべき所で出す、落とすべき所で落とす」
というのが、そもそも基本中の基本。
「メリハリ」こそ、運転の基本であることを理解しましょう。
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