
※今日の記事は自動車運転とはまるで無関係の趣味に走った話ですが、
日曜ですので、こんな雑談にもお付き合いください。
この正月、時間が空いたので、
録り溜めていた「ウルトラセブン」をまとめて観た。
放映当時(昭和42年~43年)の世相を鋭く描いていて、
それなりに考えさせられるテーマの話が多かった。
中でも、兵器の開発競争を
「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」と痛切に揶揄した、
第26話「超兵器R1号」は、
平成29年の世相を表す漢字「北」をも想起させ、
21世紀になっても通じる話だなあと感じた。
ただ、この「悲しいマラソン」を劇中で何度も言わせる
(脚本家W氏がよほど気に入ったのだろうが、しつこい)のと、
主人公役の演技の素人芝居(今さらだが)とが相俟って、
一部の人が絶賛するほどには良い作品と思えなかった。
それはさておき、
この話の中に、
自由の女神の残骸(らしき物)が映っていませんか?
ギエロン星獣が夜の墓場(らしき場所)で吠えている場面、
画面手前に転がる破壊された街の瓦礫の中に、
「王冠」と「トーチの炎」と思しき物が!
顔は見えていない(わざとか)が
自由の女神像をイメージさせるには充分だろう。
そこで連想したのが、
「ひばく星人」というネーミングが被爆者差別につながるとして封印された
(今般のHDリマスター版でも省かれていた)幻の第12話。
ネットでスペル星人の画像を拾ってみると、
ドン! ピシャリ!(表現がいかにも昭和的!)
案の定、足下に自由の女神像が映っているではないか。
(いろいろ支障がありそうなので画像は貼りませんが、検索すればいっぱい落ちてます)
ギエロン星獣とスペル星人、
どちらも冷戦当時の核開発競争を風刺した作品なので、
「さもありなん。」と独り合点した次第。
ところで、これら2話に自由の女神が映っていることは、
いくら検索しても、ウェブ上のどこにも見当たらないので、
これまで誰も気が付いていなかったのではなかろうか。
それとも、マニアの皆さんはそんなことは先刻承知していて、
わざわざ書いたりしていないだけなのか?
だとしたら、「大発見」なんて書いちゃって恥ずかしい限り…
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