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はてさてどこか?(その27)

2020-11-06 09:27:41 | 歴史

次の問題、やっぱこれですね、銅鏡100枚、どんな鏡か?

畿内と九州、完全に分かれています。

畿内は三角縁神獣鏡、九州は漢鏡かな、特にどの鏡って決まってはいない様です。

当然出土状況、こんな様子で分かれています。

鏡の形状もかなり違う様です。

「三角縁神獣鏡」

・形状

直径21~23cm程度のやや大きな鏡であり、実用品と云うより祭祀用とも考えられる。

鏡の縁の断面が三角形になっていることより、「三角縁」の名がつき、鏡の内側にある同心円状の模様の中に、

神や獣の姿が描かれていることから「神獣鏡」という名がついている。また、その神獣鏡の外を取り囲むようにして

銘文が書かれている。

 

                                                                            

 

・分布状況

近畿地方の四世紀代にあたる前期古墳時代を中心に、西は九州中・西部の熊本・佐賀、東は東北地方の福島まで

380面程度が発掘される。

 

                                                                             

 

「漢鏡」

・形状

一般的には後漢式鏡と呼ばれる鏡が対象とみられ、形状からは方格規矩鏡や内行花文鏡が挙げられる。

これらの鏡の大きさは直径12~14cm程度と、上記鏡に比べかなり小さく、所謂実用品的な鏡である。

・分布状況

邪馬台国の時代である弥生時代後期に実際に出土している鏡は、この後漢式鏡であり、鏡を墳墓に埋葬する習慣は

弥生時代中期の九州北部にできあがっている。首長層がその墳墓に鏡を入れる習慣は九州北部で成立し、

弥生終末期から古墳時代初頭期に各地に広がっていった。

 

                                                                                

 

これらの鏡に関しては、各種の問題点があり、この問題点を解決できた場所が、卑弥呼・邪馬台国とも云える。

どんな問題かは、次回で述べましょう。

既に語り尽くされていること、示すだけですが・・・・

 

 

 

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