このシリーズ、前回で閉めようと思ったが、最後に10回目でキッチリ終わらせましょう。
どう閉めるか、前回までのシリーズモノをチェックするに当たったユーチューブ。
それを見ていると、いろいろ面白いイヤーホーンが登場、せっかくなので最後にチョイ散財。
こんなイヤホーンを購入、値段の割には見た目、評価も高い様で、実際どう違うか、確認を。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/35/93/d6906ec248affa056d041abe91dc6da0_s.jpg)
まーもっと高い5ケタのイヤホーン等もあるが、そんなモノには手を出すつもりもないし、ハッキリ云って分かりません。
実際ある電器屋で試聴したその種のイヤホーン、その価値やっぱ分かりません。
そんなところで、チョイ高い程度のこの種のイヤホーン、こっちにとっては手が出せ、聴けるイヤホーン「KZ-ZSN PRO X」。
1BA+1DDハイブリッドの最新モデルになります、現時点では。
なんじゃ?「1BA+1DDハイブリッド」って、と云ったところからチェック要です。
街の電器屋では、これくらいの価格から始まるイヤホーン、実際こっちが行うジャンルと異なるモノとの端境部に位置するのか?
と云っても、その性能こんな表示です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5c/bf/6857b90d9d96ffa59a95b96515b40acd_s.jpg)
重さ :27±3g
プラグタイプ :3.5㎜
ピンタイプ :0.75㎜
周波数 :7Hz~40kHz
インピーダンス :25Ω
センシティビティ :112dB/mW
前回までのイヤホーンと性能的にはそんなに差は・・・、まーイヤホーンであればピンキリでも数値的には似た感じ。
このイヤホーン、見た目はそこそこ存在感あります、中身取り出すと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1e/fd/5ccf610bdb6a2c618340e2c60eea1c7d_s.jpg)
コードと本体、バラバラで、本体にコード差し込む方式です。
そー生産国は、最近いろいろ話題のあの国、そこで生産、販売?の中華イヤホーン。
これもピンキリある様で、当然下層国民、キリの部類のモノですが。
ハウジング、アップにすると、
更なるアップ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/68/3b/434900e12b7549d2c6205a4d276706c5_s.jpg)
そー、スケルトンで、イヤホーンと云うより、メカニックな感じのハウジングです。
スクリーンもしっかりしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6f/d3/4772ae2011dfc32326aa0f7b368b08f3_s.jpg)
さーどんな音奏でるのか、チョイ楽しみです。
上に書いた「1BA+1DDハイブリッド」、このハウジングに関係ありそう。
あるブログには、こんな文章が、
「中華イヤホンの低価格帯で多く採用されている高音域用のバランスドアーマチュアドライバ(BA)を1基と、
中・低音域用のダイナミックドライバ(DD)を1基搭載した片側デュアルドライバ構成のハイブリッドモデルです。
2つのドライバは、ダイナミックドライバにZSN Pro等で搭載した直径10mmの二重磁気駆動ドライバを改良、採用し中・低音域用に。
BAはKZお馴染みの30095を高音域用として搭載しています。」
知ってる人なら自明の様で、要はイヤーホーンにもいろんな構造があるってことかな。
特に高・低音域強調でなく、ヴォーカルも聴かせますよ!! て事みたい!!
こんな文章もあります。
「高音がシャリつき、低音がドンドン来るKZとは違う聴きやすい音は、中音域もクリアなモデル。」
高音と低音が強調された派手で元気な音ではない、非常にまとまったバランスの良い音にこれらのドライバーでなるってことみたい。
イヤホーンにもいろんなタイプがあるってこと、簡単に云えば。
こんなコメント
「箱だしでは低音の主張が強く膨らみも感じたので先に鳴らし込み。鳴らし込み後は低音が締まり落ち着きました。音場は広くも狭くもない普通。
高音は煌びやかさがあり華やかさがあるが、刺さりは感じない。低音は十分な量感があり芯が感じられ締りとキレがある。ベースラインは追いやすい。
重低音は沈み込みは深さがあり強さもある。中音は華やかさがあるがゴチャつきは抑えられ分離良くすっきりしている。
ボーカルはクリアで自然な位置から聴かせてくれ、曲によってやや近く感じ聴きやすい。一言で云えば中高音寄りのドンシャリ」
「高音はしっかりとした低音域に埋もれない存在感のある煌びやかさと華やかさと伸びの良さがありますが尖りはありません。
中音は僅かに凹を感じますが、楽器の音、特にギターの音が他の楽器の音に埋もれずに聴く事ができます。ボーカルもクリアで聴きやすく高音低音に埋もれません。
中音域の音に華やかさがあり心地良く音数が多いハードな曲でも音の重なりは少なく、それでいてちゃんとボーカルの周りにいる印象です。
ボーカルはバラード等ではやや近く感じ、アップテンポの曲ではややドライですが楽しく聴けます。ドライの為、しっとりとした雰囲気を楽しみたい場合に相性がありそうです。」
「低音は量感がしっかりしておりますが、支配的ではなく不足のない十分な量と芯のある音で締りとキレがあり強さがあります。重低音は強さはあり深く沈み込む低音を疎かにしていません。
この低音がクリアな高音中音を適度な強さで支えることで、KZらしさを損なう事なく且つバランスが破綻していない音を聴かせてくれている印象です。」
そこそこヴォーカル重視した感じで、ドンシャリもマーマーってところ?
こんな評価をしています。
「まとめるとZSN pro Xは中・高音域は煌びやかさ華やかさがあり十分な存在感を示しますが尖りは無く、低音域は強さがあり締まりとキレのある存在感は
けして出しゃばらず、中音域は凹みを感じさせずに音の華やかさ分離の良さとボーカルの聴きやすさを感じられる。
リスニング用途として完成度の高いKZ低価格帯史上最もお勧めできる低価格中華1BA+1DDハイブリッドイヤホンと云えそうです。」
この価格で、これだけの評価、たいしたモノです。
ってことで、聴いた感想、評価。
ボリューム絞り込んでも、そこそこ音奏でます、これはインピーダンスの関係?
また確かに中音域のヴォーカル、他の楽器に敗けておらず、前面に出てきます。
他のイヤホーンと若干音違うか?
まー見た目製品からの贔屓もあるかも・・・
コスパでいくと、どーなの?
見た目、コード等、持ちは良さそう、長期間の保存で軍配上がるか?
これだけ遊んでも、合計¥・・・・、安いちゃ安いか!
他の製品(ヘッドフォン、スピーカー、・・・)等では、絶対出来ません!!