帆船模型で遊ぼう!!

1から始める木造帆船

マジメな講演(その3)

2020-02-27 07:24:55 | 歴史

配布プリントの裏面に書かれていた内容、せっかくなので述べておきましょう!!

主たる内容は、あの東北の津波と地震です。

弥生時代の沓形遺跡調査で水田の上位を覆っていた砂の体積物、どーも津波に運ばれた砂層と判断。

その時代に津波が襲来し、水田が津波堆積物で覆われ耕作を放棄せざるをえなかった様です。

     

                    

 

また、今回の津波到達範囲が、ほぼ貞観地震の津波(869年)による浸水域と一致していた。

 

                    

 

過去、何度も東北地方はこの種の津波の襲来あった様です。

マグニチュード9クラスの地震が何度も発生していたことになります。

ほぼ1000年に一度の発生確率になるのかな。

 

前回の講演内容に沿った資料が、教科書にも掲載されています。

四国を中心に調査した結果、この域での地震、津波の規模はこんなものとして。

地震は、100~150年間隔で発生しており、規模はマグニチュード8クラスが主体。

 

                    

 

ところが、九州~四国の津波堆積物からは、より大規模な1000年周期の地震、津波の存在が推定される。

 

                      

 

資料・講演からの結論として、九州・四国を襲うと予想される所謂「南海地震」、

過去の津波履歴から、幾つかの津波・地震パターンが想定される。

近い将来の地震・津波は1000年クラスのモノではない様だが、

この種のリスクも考えて防災対策の検討も必要。

 

地震発生時、如何に逃げるかを考えておく必要があるのかな?

とはいえ、この域では今のところ心配ないか!! と思う正常性バイアスが頭の中を巡ります。

他の地震の影響もあるが、なんせ地震そのもの、今のところ、年に一度経験すれば良い程度の地震の少ないこの域です。

 

 

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マジメな講演(その2)

2020-02-25 07:40:03 | 歴史

いよいよ始まります。

先ずは主催者挨拶!!

 

                         

 

続いて、メインの講演者の高知大学名誉教授の先生が登壇。

「講演、質疑時間タップリあるため、分からない事等の質問どしどしして欲しい!!」と。

やっぱ多くの人への地震の周知を願っている事、感じられます。

太平洋沿岸の方なら、そーは云っても発生すれば影響必至です。

この地、それに比べればどーしても影響薄く、発生しても他人事の感じです。

あの東北震災ですら、地元の人の多くが逃げ遅れた事考えると、仕方ない面あるかな?

 

いよいよ始まります。

 

                         

 

その前に配布プリントの説明、

そーこのプリント、先生自ら用意したモノらしく、講習への意気込みが違います。

どんなプリント? こんなものです。

 

                                

 

左が表面、右が裏面、表題には「津波堆積物からわかる巨大南海地震の歴史」とあります。

裏面は、中学校の理科教科書(啓林館)からのコピーで、調査結果の一部が教科書に掲載されています。

そんなところで、講演の主旨はこんな感じかな?

1.津波堆積物

津波の襲来で、それによって運搬された堆積物が太平洋沿いの湖沼に堆積されており、その状況を調査・研究し、津波の規模、時代を特定する。

その状況の仮説はこんな感じ。

ある一定規模の津波が襲来すると、津波が浜堤を乗り越え津波堆積物を湖沼の底に堆積、記録される。

また、堆積場である湖沼は、堆積物が保存され易い。

 

                         

 

太平洋沿いの湖沼にボーリング機を設置、ハンドボーリングで、湖沼堆積物を採取し、そのコアを調べる。

 

                          

 

調査箇所は宮崎県~浜名湖までの36地点、うち安定した記録が得られた地点は10地点程度。

必ずしも、全ての域で津波堆積物が採取される訳ではない様です。

理由として、

 ①湖沼の浜堤を乗り越える一定規模以上の津波でなければ、堆積物が堆積しない。

 ②湖沼域が地質構造的に、地盤が沈降する域に分布しなければならない。地盤上昇域なら、堆積しても時間の経過で剝奪され堆積しない。

 ③津波の規模が場所により変化、湖沼や浜堤の規模・標高の違いがあるため、全域での均一な堆積物とはならない。

結果、判明した巨大津波は、こんな時代と規模の様です。

2.九州東岸の龍神池

3300年間の堆積物を確認、津波堆積物として、8層分布しており、結果300~700年程度の周期で津波が襲来している。

1000年以上昔に、かなり大きな規模の津波があった事が推定できる。

 

                         

 

3.高知県 土佐湾 蟹ヶ池

2000年間で、5層の津波堆積物が確認される。

2000年前の津波は、宝永津波よりも大規模の可能性がある。

 

                         

 

4.高知県 土佐湾 ただす池

1200年前から4500年前の3300年間に、14回の津波堆積物確認、250年程度の周期が予想される。

 

                                                    

 

5.四国東岸 徳島県 阿南市 蒲生田大池

6500年間の安定した堆積物が得られ、うち津波堆積物は2000~2300年前の1回のみである。

 

                            

 

これらの結果を纏めると、次の表になる。

 

                         

 

以上の結果から、津波堆積物として記録される様な大きめの津波は300年程度の間隔で襲来している。

うち西暦1707年の宝永津波は、1回/1000年程度の大規模津波であると推定されるが、堆積物からは

過去さらに大きな津波が襲来していた可能性も考えられる。

 

                         

 

 

津波周期からすると、そろそろ津波襲来の時期に入っていると云ってもおかしくはない様ですが・・・・・

 

どーなんでしょう、ロバート・ゲラー教授は、「ンナコト分カリマシェーン!!」って云うのかな?

 

 

 

 

 

 

 

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マジメな講演(その1)

2020-02-23 07:22:53 | 歴史

ある地方紙にこんな記事が。

 

                  

 

大学の先生の講演らしく、しかも地元で無料、申し込まない訳ありません。

とはいえ、この地方この種の災害には縁のない地域、どんな講演になるか興味深々です。

電話で申し込んで、・・日、その日が。

講演は午後、用事を済まして会場の大学へ向かいます。

学生がこんな感じで、車を駐車場へ先導します、寒空の中。

ご苦労さまです。

 

               

 

車を停め、講演会場に。

講演会は、大体あの教室と目星をつけ、そっちへ向かいます。

一応、案内板が、こんな感じで。

 

               

 

多分にあの場所と、そっちへ向かいます。

 

               

 

開演10分前に到着、入口は何故か全員女学生、寒空の案内は男子学生、

「理不尽な扱い!、差別だ!!」と異を叫ぶ学生、いないだろうな。

 

               

 

この受付も屋内とはいえ、寒い筈、ご苦労さまです。

名簿確認終わり、資料を貰って会場へ。

ウーン!?、やっぱりちょっとって感じの参加者かな?

 

               

 

時間になり、講演開始です。

 

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ちょっとしたご馳走!!

2020-02-21 19:34:36 | グルメ

ある休みの日、用事で市内のショッピングモールへ。

用事が終わり、ちょうど昼時、久し振りに回転寿しへ。

この店、値段の割に・・・。

行ってみると、休日と時間の関係、こんな感じ。

 

              

 

いつもはこんな事ないのだが、やっぱ続いているってことは、みんな美味しさ知ってるってこと!!

とはいえ、待つ事10分程度で入店です。

何皿かを写真に。

 

              

 

早めに食べた「カワハギ」、肝も付いて云うことなし。

その後定番の皿(後の赤皿¥・・・の標準皿)取って、最後の締めにあんまり選べない皿注文します!!

 

              

 

お皿の色で分かりますね、この店の最高級品「大トロ」。

まーオラッチャが行く店、さらに回転寿しですので、知れてはいますが・・・

とはいえ、やっぱ違います、赤身と違って歯応えが。

溶ろける感じで、云うことなし!!

当然、1貫の半分は取られます、隣の人に。

そーすると、さらに値段的にはリ-ズナブルになります。

そんなところで、最後にもう一皿。

 

               

 

この「サザエ」のシコシコ感も、最高です。

〆て、6皿?、合計¥・・・・、とやっぱそこそこの値段に。

年に何度も通えません。この程度の店にも、残念ながら・・・

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経緯の続き

2020-02-17 21:49:42 | 時事

前回の所謂「COVID-19」

これも同様のネット番組からの情報で、信じる、信じないはあなた次第ですが・・・

まだまだ見れるネット番組なので、それ見て判断して貰いましょう!!

どんな番組?

ユーチューブのDHC配信の「虎ノ門ニュース」って云うネット番組です。

冒頭に「新型肺炎、中国最新情報」として報道しています。

石平・田北真樹子氏による、2/17放送の番組です。

https://www.youtube.com/watch?v=uC3u93vKjTM

 

主旨は、武漢病毒研究所のウイルスが原因となる今回の騒動。

その研究所の研究員だった「黄燕珍」と云う女性研究者が最初の感染者とする報道。

報道機関は、北京の新京報と云う新聞社?の様です。

そーこの方が、最初ということは、この方が研究していたウイルスが飛散、漏洩したと云うことかな?

この方が生存、死亡は不明としていますが、流れからみると既に・・の可能性が高い様です。

発生時期は11月、11月下旬にこの女性が感染したとの事。

また、武漢市で爆発があった様ですが、この研究所の爆発かは不明。

ウイルスと爆発の関係もあるのか、ないのかも分かりません。

 

これを信じる、信じないは、その番組見て判断しましょう!!

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