配布プリントの裏面に書かれていた内容、せっかくなので述べておきましょう!!
主たる内容は、あの東北の津波と地震です。
弥生時代の沓形遺跡調査で水田の上位を覆っていた砂の体積物、どーも津波に運ばれた砂層と判断。
その時代に津波が襲来し、水田が津波堆積物で覆われ耕作を放棄せざるをえなかった様です。
また、今回の津波到達範囲が、ほぼ貞観地震の津波(869年)による浸水域と一致していた。
過去、何度も東北地方はこの種の津波の襲来あった様です。
マグニチュード9クラスの地震が何度も発生していたことになります。
ほぼ1000年に一度の発生確率になるのかな。
前回の講演内容に沿った資料が、教科書にも掲載されています。
四国を中心に調査した結果、この域での地震、津波の規模はこんなものとして。
地震は、100~150年間隔で発生しており、規模はマグニチュード8クラスが主体。
ところが、九州~四国の津波堆積物からは、より大規模な1000年周期の地震、津波の存在が推定される。
資料・講演からの結論として、九州・四国を襲うと予想される所謂「南海地震」、
過去の津波履歴から、幾つかの津波・地震パターンが想定される。
近い将来の地震・津波は1000年クラスのモノではない様だが、
この種のリスクも考えて防災対策の検討も必要。
地震発生時、如何に逃げるかを考えておく必要があるのかな?
とはいえ、この域では今のところ心配ないか!! と思う正常性バイアスが頭の中を巡ります。
他の地震の影響もあるが、なんせ地震そのもの、今のところ、年に一度経験すれば良い程度の地震の少ないこの域です。