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教科書問題(その9)

2019-01-30 07:17:37 | 歴史

残りの教科書での聖徳太子、どんなものかな?

東・・・では、百済、新羅、また別の読み方です。

何が正解? 1+1=2の様にはいかないとはいえ、やっぱ国の名も同様でしょう。

この教科書では、どちらも平仮名表記、くだら、しらぎにひゃくさい、しんらです。

何をどう憶えれば良いんでしょう!!

どーもよく分かりません、これらの国の名、結果憶える必要ないってこと?

 

              

 

白村江についても同様です。

 

              

 

白村江:はくすきのえ、はくそんこう どっちやねん?

 

自・・・はどーなのかな?

昔からの読み方、オーソドックスな国の呼び名です。

 

              

 

高句麗、新羅、百済:こうくり、くだら、しらぎ 全然違和感ありません、書き方、読み方。

 

 

また、聖徳太子が実施した有名な使節、そー遣隋使や17条憲法、どう扱われているか、見てみましょう。

あっちよりの学・・・、なぜか聖徳太子無視したい様ですが、流石全然書かない訳にはいきません。

各々、数行程度でさらっと記述、どっちかと云えばスルーに近い。

 

              

 

遣隋使に関しては、悪いところのみ強調か?

 

              

 

17条憲法も一部のみ紹介

 

               

 

にも関わらず、どんな意図かは不明だが、系譜は意外と詳しい、特に女性(母・妻)に対し・・・・。

 

              

 

最後に律令の流れをくむ大事な改革、こんな感じでの記述です。

 

              

 

保守系の自・・・、どんな感じで聖徳太子纏めているかな?

 

              

 

太子の意思、目的がちゃんと把握されています。

17条憲法も全文表記、しっかり述べられています。

 

                  

 

系譜についても、こんな感じ。必要以外はあまり詳しく書いていません。

 

              

 

大宝律令、大化の改新は、どーかな?

 

                

 

                                 

 

しっかり日本の独自性や目的等、示されています。

 

どっちがより歴史を教え、学ぶためには、 と思うが

世の流れ、いや教育界の流れは違う様です。

 

 

 

 

 

              

 

             

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教科書問題(その8)

2019-01-28 15:20:48 | 歴史

いよいよです、資料によりいろんな時代考証ができる時代。

大きく区分すれば、飛鳥~平安時代が一区分かな。

各社のこの時代における表記頁を見てみましょう。

学・・・は、10Pちょっと。

東・・・も、ほぼ同じ。

自・・・は、これらの倍の20Pちょっとと、やや多い。

学・・・、この時代、朝鮮半島にでてくる百済、高句麗、しつこく(当り前?)ペグチェ、コグリョ と、どこの教科書?

いろいろ読み方、問題あります。

これ以外にも白村江:ペグチョンガン、どこやねん?って感じ。

にも関わらず唐:とう(問題ない?)、この時何故か、とうは平仮名、ペグチェはカタカナ、何か作為ある感じ!!

 

                     

 

 国名の読み方も問題ですが、さらなる問題、聖徳太子問題です。

この教科書、この称号は使いたくないどころか、太子を抹殺したいらしい。

ほとんど教科書には記述されていなく、なんとか書いて厩戸皇子。

 

                                           

 

教科書内の設問にも、聖徳太子ありません。

 

                                           

 

過去いろいろあった様です、文部省の教科書検定。

それ以上の知識ないため、これはこれで、止めておきましょう!!

最後に1枚、当時の我が国周辺の地図、こんな様子です。

 

                    

 

やっぱ朝鮮半島、当時から問題だった?

 

 

                

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教科書問題(その7)

2019-01-26 11:13:29 | 歴史

いよいよ歴史の本丸に近づいています。

日本のあちこちに分布する古墳、その時代をどう記述しているか?

「ウソ??」と思うほどの、大きな問題が教科書に示されています。

先ずはこの古墳時代、各教科書での枚数。

学・・・2P、東・・・2P、自・・・8P と、一部の教科書やや取り扱い方違う様です。

内容的にはこんな感じで、これはこれで問題?

学・・・、何故か関東系の資料が多い。

東・・・、古墳文化は関東以西。

自・・・、頁数からしても、詳しく説明。

個別に問題見てみましょう!!

学・・・、先ずは古墳の写真から、場所が問題だが、何か意図ある?

 

                   

 

次が問題、どこの国の教科書?って感じです。

 

                    

 

その読み方もホートーどーなの?って感じの自己満足?

一般読みも付けてはいるが、そのうちこっちが消えるのでは・・・

 百済  :ペクチェ

高句麗 :コグリョ

新羅  :シルラ

広開土王:クァンゲトおう

わざわざこんな読み方、これが正しいって訳ではないのでは?

東・・・、中国、朝鮮との交流に重きをおく記述、良い悪いでなく、それが特徴?

 

                   

 

自・・・、時代別の前方後円墳の変化、近畿地方主体の様相が見られ、神話の説明等詳しく。

 

                              

 

 枚数からも云えますね!!

結構詳しい、この章辺りからが、日本の源流、

結果、神話大事です。日本人の精神構造にまだまだ根付いている感じ、神話の精神?!

 

各社でホートー違い見られます。

とはいえ、まだまだこの程度の違い、可愛い感じです。

 

 

 

 

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教科書問題(その6)

2019-01-24 09:28:25 | 歴史

続いては弥生時代、それに続く?邪馬台国。

どの教科書にも取り上げられている、これらの単語。

内容や文字数、似たり寄ったりってところかな。

各社で弥生文化、時代として2p程度、邪馬台国も1~2pと、大差はない。

ただ、取り上げ方がちょっと違う。

邪馬台国の分類、弥生時代の流れとするか、古代国家とみるか、の分類差があります。

学・・・と自・・・は古代国家としての邪馬台国、東・・・は弥生時代の流れとして、取り上げている感じ。

特に学・・・は稲の伝来、稲作のはじまり、広がりを図、ルートで詳しく説明。

 

                 

 

さてさて問題の邪馬台国、どんな感じの説明かな?

各社で差あります。

章立てで、「日本の古代国家」

 

                 

 

この章での取り上げが学・・・と自・・・。

中身は大きく異なります。

学・・・は、邪馬台国の説明前に唐突に2Pにわたり、宗教の広がりを図示。

宗教の発生時期等無視し、世界地図に表記、意図今一不明だし、図の形状にも。

こんな図です。

 

                 

 

どーなんだろう?

いきなりこんな図があっても  って感じ。

まーこれは理解力の乏しいオラッチャ問題かな?

邪馬台国に限って云えば、学・・・と東・・・は、その存在と位置を示しています。

まーそんな国が日本のどこかにあったんだ との見解?

それに対し自・・・は、かなり踏み込んだ見識述べています。

当時の中国の思想を表示、より深く掘り下げて述べています。

こんな単語、「冊封体制」、秩序としての「華夷秩序」

中学でこれって、かなり深い。

 

                 

 

 

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教科書問題(その5)

2019-01-22 07:40:17 | 歴史

続いての歴史、縄文時代

この時代の表記は、各教科書でどんなもんでしょう?

先ずは学・・・、この時代に関してはあっさり記述、どちらかと云えば平和というより生活厳しい否定的記述です。

・自然に頼る生活。

・寿命も短命、40歳以上の人の骨はわずかしかでない。

・飢え死寸前の状態の骨やひどい骨折のあとがあるもの。

あの縄文文化華やかな三内丸山遺跡に関して、僅か5行の記述です。

村の想像図、こんな感じで描かれています。

 

                   

 

慎ましく暮らしているって感じかな。

 

続いて東・・・では、視点がちょっと違います。

・自然のものが豊かだったので、農耕、牧畜はあまり発達しなかった。

どうでしょうか、実際の遺跡と説明に乖離がって感じです。

想像図はこんな感じ。学・・・に比べ、少しはましか、そこそこ共同生活の感じ出ています。

 

                   

 

 

自・・・の縄文社会、かなり取り上げ方や考え方違います。縄文人の精神構造にまで踏み込んで書かれています。

日本人の底に流れている祖先の遺伝子を呼び起こさせます。

・武器はなく、お互いを助けあう和の社会が維持され、精神的に豊かさを持ち合わせた社会。

・私たちの祖先である縄文の人々は、「和の文明」とも呼ばれるおだやかな社会を築いていた。

こんな想像図で縄文社会を描いています。

 

                   

 

それぞれの作業を分担する人々が、共同で生活していた「和の社会」です。

縄文の村(三内丸山)に関して、詳しく記述しています。

さらには、縄文文化と見られるここで発見された、各種の製品を表示しています。

 

                  

 

決して個人がバラバラではなし得ない和の文化です。

これは日本人の底流に流れている気質として、誇るべきものです。

 

結果記述枚数も、学・・・は2P,東・・・2Pに比べ、自・・なんと8Pです。

さらにヒスイの文化、交易にまで、縄文文化の素晴らしさを自・・・の教科書、明記しています。

 

                       

 

縄文時代の扱い、各教科書でまったく違います。

 

                

 

             

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