日本後紀に砂金の話、こりゃー興味ある話です。
いろいろ調べてみると、日本後紀や耶馬渓案内記、近くの図書館で読めます。
この真偽の程を確かめ、かつ更なる砂金情報ないかと、新たな資料探しができるのではとの思いで図書館に走ります。
先ずは原典と思われる「耶馬渓案内記」を示しましょう。
あれっ? ちょっと違うのかな?
次に原典の「日本後紀」見てみましょう。
最初に「日本後紀」とはどんな資料か、簡単に書きましょう。
「日本後紀」は、平安時代初期に編纂された六国史の第三にあたる。
承和7年(840年)に完成し、延暦11年(792年)から天長10年(833年)に至る42年間を記す全40巻(現存10巻)。
現存分は巻5・8・12・13(桓武)、14・17(平城)、20・21・22・24(嵯峨)の10巻で、淳和天皇の代はまったく欠けてしまっている。
各所の逸文を収集したものに「日本後紀逸文」等があり、これを踏まえて、講談社学術文庫が出版されている。
そー、この物語は淳和天皇の時代とされている事から、逸文の資料になる様です。
原書は、日本後記巻第35逸文にあり、漢文で書かれており、それのコピーを示しましょう。
計7行ほどの内容のようで、亡くなった夫に終生添い遂げ貞操を守った妻として、表彰されています。
次にその訳文も出版されていますので、ここにそれも示しましょう。
先ずは現存する巻数と散逸文の状況説明で、いよいよその本文です。
砂金の話と、ちょっと流れが違う様です。
どー云うことになるか、おらっちゃの推論はこんなところです。
ネットでいろいろ記事調べていると、面白いものにぶつかります。
こんな資料です。
「岩洞山久福寺と三日月神社」
http://www.city-nakatsu.jp/kankodocs/2015041000269/
原典は、松林史朗著「耶馬渓案内記」や「耶馬溪村誌」の様です。
取りあえず図書館で資料検索すると、案内記は閲覧可能で、いろいろ調べられそうです。
耶馬渓村誌は今後の問題として、案内記から調べてみましょう。
序、まえがきからは、さらに原典ある様ですね。
原文はこんなものです。
概ね、ネットの情報に一致しています。
案内記では、この記事(昔話)、貞操守る妻と難題解決を組み合わせた話の様です。
そこに砂金話が絡んでおり、その種の伝承が本当に、この地にあったのかが興味あるところです。
天長4年(782年)子刀自姫は「賢女」として淳和天皇から表彰され、「日本後紀」という歴史書に記されている。
と書かれています。
となると、この「日本後紀」や「耶馬渓案内記」まだまだ調べる必要ありそうです。
前回のテーブル補修がそこそこ上手くいったので、再度また命じます。
「これなんだけど・・・・」
そー洗濯干し器具の「洗濯ハンガー」です。
「どうするの?」
「ここを見て!」 と、指差します。
そーお分かりですね、プラスチックが折れて、使い物になりません。
「これ修理して!!」と。簡単に申します。
前回の修理品に比べれば、こりゃー簡単と思ったのでしょうか?
「うーん、接着剤じゃひっつかないし・・・・?」
さーどーする?
まー単純に考えれば、そーですね、こーするしかないでしょう!!
と云ったところで、修理場所を探します。
こんな箇所が、あちこちに。
こんな風に修理するしかないでしょう!!と、考えた結果がこれです。
折れた両側の材に、ドリルで穴開け。
後は推して知るべし!!
そーです、丈夫なナイロン糸で繕い、修理完了です。
折れ方で、それぞれ補修形状変えましたが、まードリルで穴開けといった基本作業は変わりません。
単純な修理方法、と云っても穴の大きさ、糸の通し、繋ぎ目のボンド接着等といったいろんな作業で、半日仕事のDIYとなりました。
まだまだ頑張れるとの思いで、この域をターゲットにチャレンジします。
今回は水の流れから、土砂の溜まっている域を狙ってみます。
こんな場所です。
ここの水草を刈り、大まかな掘削位置を決めます。
この大礫を除いて、岩盤まで掘り下げます。
水面下0.5m程度かな、底の岩盤にカッチャが当たった様です。
その周辺の土砂を掻き出し、頑張ってパンニング。
すれども、すれども見事に外れです。
やっと見つけたお宝、こんなものです。
最大1㎜、計3粒と、なんとか坊主免れました。
思った程、この域お宝溜まっていない様です。
せっかくなので、大きく引き伸ばしたものも表、裏載せましょう。
あまり面付き変化ありません、この程度の大きさならば・・・
ついでにも一つ、ちっちゃなものも。
なかなかピントが合いません、この大きさになると・・・
どーもこの域、この流れ、本流ではないのかな?との思いで、再度航空写真を丹念に観察します。
結果、過去本流と思ったこの域、川辺の樹木に隠れている様で、本流でなく、支流の様です。
とすれば、あまり溜まっていないことにも合点がいきます。
やはり、本流域を狙わねば、お宝溜まっていない様で、あっさりターゲットの位置、次回変更です。
はてさて、次回どんな結果になるか、いよいよ掘る場所なくなっています。