いよいよ一山越えて、出発点に戻ります。
当時のくねくねした旧道を通ります。
道幅は当然当時より拡幅されている様ですが、
当時と位置的には、ほぼ同様の道です。
一部には、そのままの道も残っています。
そんな道は、現在ほとんど使われておらず、案内者も完全探索できず、終点まで行けるかも不明とのこと。
こんな様子で残っています。
左写真の真ん中に川が走っており、それを渡って左写真へと続いています。
左写真の左上方へと続く山道が、当時の近隣村への主要な里道だった様で、今はもうやぶ状態です。
その当時、どんな川を渡って通っていたかが分かる施設が残っています。
先ずは現状河川から、現在は3面張りの小河川です。
この程度でもやはり川を渡るというのは、一大難事だった様で、こんな立派な石橋を建設しています。
花崗岩の1枚岩で、かなり遠方から運んできたとのこと。
石の側面も台形に加工し、それなりに苦心の跡が見られます。
さー今日最後の史跡です。
当時、神社の前を流れる川にはこんな立派な橋が架かっていました。
その後、交通手段が 馬車、自動車に変化するに従い、この橋の役目も終わった様です。
橋の変遷を表す遺物がこれ。
馬車時代における橋幅だった石柱。
確かに幅広になっていますが、今では中途半端な長さです。
次回は11月、今回とは反対の神社西側を巡るウォーキングとのこと。
寒くなるため、真面目に参加できるかは??です。