先日書いた病気症状。
大学病院では、「よそで検査して!!早期障害としてはちょっと早すぎるなー?」と、あまり放射線の影響はない見解であった。
そのため、近くのガン検診を行っている病院に行き、検査日の予約と血液検査。
本日、その検査日、ここの病院その検査は代診というか、その専門医が診察するシステムの様で、
今日はその検査日ということで、専門医のみが診察しています。
朝からその準備のための下剤に飲用水、およそ2Lを1時間かけて飲み干し、腸内の洗浄を行います。
予約時間前に訪れたが、前の予約患者の診察が早く終了したということで、即検査開始です。
10年前?か一度検査受けているので、勝手知ったる検査方法、と思っていたが、機材の進歩か、胃カメラよりも簡単です。
なんせ、麻酔もなしにカメラを挿入、腹の中でグチュグチュコチョコチョかき回される感じで、検査が進みます。
モニター見ながら「ここが直腸の右壁です、この血管は正常な血管です。問題あればもっと赤く膨れるとか、色の変化が見られます。」
等々云いながらおよそ10分程度で、大腸と小腸の境界域までカメラが挿入。その境に突起状の膨らみがあり、逆流防止の弁みたいなものとの説明で、
帰路は、反対側の大腸、直腸の壁を診察、無事に完了、「特に問題ないようですね、何故健診で引っ掛かったのかなー?
出口の痔瘻が原因かな?」と、「治療中にちょっと痔の症状が・・・」と、当時の状況説明。
検査終了後、診断でも「問題ありませんし、前回の血液検査での腫瘍マーカーも正常値の範囲です。痔が心配なら、またその時通院してくれば対応しましょう!!」
「PSAとの関係は?」と、この初期の原因と思える質問すると、
「そーですね、PSAは非常に敏感な腫瘍マーカーです。それに比べればこれらの値は、かなり感度は低いですね。
前立腺に関してはこの値はかなり症状が進んで高くなりますが、それに比べてPSAはホートー敏感です!!」
まー他の消化器系に関しては今のところ、安心できる状態の様です。
この検査、以前書いた同期が云っていた腫瘍マーカーのことか!
と、彼はこの値が多分高くて、それから3年経たずに逝きました。
その時、どんな値だったかは、当時知識もなかったため、そんな検査があるんだ程度の認識だった。
だんだんこの種の知識が増えると云うこと、徐々に健康が損なわれていくことと、比例しています。
知らないことは健康な体で、財布にも優しいことなのかと、
あちこち症状ある身で、・・円の検査費用払って、健康って大事なんだな!!と、今更ながら思った今日この頃です。
せっかくなので、ここまで読んでくれた読者にプレゼント。
おらっちゃの知らなかった初めての検査、こんな血液検査です。
・プロトロンビン時間(正常値10.0~13.0sec)
出血が始まってから肝臓でプロトロンビン(血液凝固因子)がつくられるまでの時間を測定する検査。
肝硬変や肝臓がんなどの肝機能障害がみられると、時間は長くなるので、肝機能検査の一つとしても測定される。
・PT活性値(正常値80.0~120.0%)
正常者のPT活性値を100%としたときの被検者のPT活性値を%で表現したPT%、および国際標準比(PT-INR)で表現される。
外因系に関与する凝固因子は肝臓で生成されるため、肝臓の蛋白合成能を反映する。
・PT-INR(正常値0.90~1.13)
プロトロンビンが血液凝固に至るまでの時間を、国際的に標準化した数値に置き換えたもの。
・CEA(正常値5.0ng/ml以下)
CEAは胃がんや大腸がんの腫瘍マーカーとして知られているが、進行胃がんの30~40%にしか検出されない。肝臓がん、胆道がんにも用いられる。
ただし、胆管がんでは必ず上昇するとは限らず、胆のうがんではCA19-9ほど顕著には上昇しない。
膵臓がんの場合は、スクリーニング検査としては不十分で、治療効果の特定に有効。
消化器系がん以外のがんでも広く陽性を示す反面、臓器特異性は低いので、この検査だけでは診断はできない。
また、陽性になるのは進行がんが多く、早期がんの診断には適さないので注意が必要。
・CA19-9(正常値37.0U/ml以下)
CA19-9は消化器がんの中でも、とくに膵臓がんに特異性の高い腫瘍マーカーである。
早期発見に関しては有用性が低いが、治療効果を調べる場合などに役立つ。
膵臓がん、胆道がんで80~90%の高い陽性率を示すほか、胃がん、大腸がん、肝臓がんでは30~60%が基準値を超える。
また、肺がん、乳がん、卵巣がんなどでも高値を示す。
そのほか、糖尿病、慢性肝炎、胆石症、胆嚢炎、慢性膵炎、子宮筋腫、良性卵巣腫瘍などでも陽性となる。