ゴミ部屋と称している僕の部屋、 その中には過去の有用物やアレコレの雑多な品も眠っている。 例えば写真のDSPチップ搭載基板は搭載されている部品を電気的なダメージから保護する目的でアルミホイルで包んで長いこと金属製ロッカーに保管してあった物です。
現役サラリーマン時代の後半、 世の中のPC本体内部の拡張基盤用のBusとしてISA Busが全盛を過ぎつつあった頃の話。 Top写真は基盤に載ったDSPの信号処理能力を利用した磁気力顕微鏡(MFM)の開発に使用していた物でした。 僕はそのMFMシステム内で、DSPボードと協同して動くハードウエアの設計とDSP基盤に搭載されたDSP制御ソフトの開発担当者として働いていた時期がありました。
商品が完成を見る頃にはPC本体の拡張Busの規格も PCI Bus へと変化したため、 開発初期に使用していた ISA Bus DSP ボードは無用の長物と化して廃棄される運命にありました。 その基板を貰い受けたものの、20年以上もの長きに渡って我が家で活用される事も無く眠り続けただけで、 今となってはただのゴミですが・・・
そんな制御回路のハードウエアやソフト開発の仕事をしていた時代、 世の中のPCのOSはMS-DOSからWindowsに変化、 それもWindows98になっていました。
写真に見える OS Windows95、 テレビやEpsonのデジカメの取説類、 そんな物も当時は大事な物だったけれど、 テレビもデジカメも本体は我が家からは消え、 PCのOSも現用OSはバージョンアップが進み、 すべてが不要な物になってしまっているにも関わらず、 ダンボール箱やキャビネットの中に眠り続け、 室内空間を狭くし、 ゴミ部屋のゴミとして滞留しているのです。 こんなゴミの片付けを毎日少しづつ進めています。