散歩のご褒美

2012-01-29 11:54:49 | タナカ君的日常
 果樹や植木を扱っている農家が道路脇にたてた幟が風に煽られ、たくし上げられて寸足らずな幟にみえるほどの強風が今朝は吹いています。  大寒の時期の風の吹く日なんて寒いのだから 「炬燵に入って本でも読んでいれば」 と想うのが普通なのだけれど、いつもの散歩に出かけました。 

 中・長距離ランナーには「ランナーズハイ」といわれる気持ち好さにつながる麻薬様物質が脳内に放出されるそうですが、30分ほどの短い散歩でも体が暖まり、気分がよくなります。 それは「散歩のご褒美 (Walkers reward)」とでも名付けたくなる気分ですよ。

 とにかくぬくぬくした布団から抜けだして、朝の連続テレビ小説見ながら、朝飯を食べる。 そんな頃には布団の中では温かかった身体も、室温11°Cの我が家では冷えてきます、特に床に接している足裏の冷たいこと、靴下を履いてやっと耐えています。

 それが散歩に出かけて15分も歩く頃には靴の中の足指や足裏に温かみを感じ始めるのです。 ついで手袋をはめていた指先にも温かさが届きます。 体内を循環する血液が温かさを末梢まで届けてくれたのでしょう。 そうなったら手袋は脱いで上着のポケットに仕舞っても、いつもならば大丈夫です。



 ところが今日、お日様は照っていても、陽当たりの悪い路地裏には1週間ほど前に積もった雪がまだ消え残っている我が家の周辺。 冷たい強風は手袋を脱いだ指先から熱をドンドン奪って行きます。 ついに指先が冷たさに耐え切れなくなって一旦脱いだ手袋を再度着用して散歩を続けました。 
コメント (1)