ロシアでのお買い物

2010-11-26 08:07:56 | 海外旅行
 海外旅行する場合、大口の支払いはクレジットカード支払いが利用出来るとしても、現地での細かな支払いやや食事の時にどうしても現地通貨が必要な場合があります。 その現地通貨の入手方法ですが、最近、僕の場合は旅先の空港や街中に設置されているATMを利用する事が多くなりました。 それは現地通貨を入手する場合の日本円での最終的な支払金額が少なくて済むからです。 今回のロシア旅行の場合ですが、成田空港で両替した妻の話しでは [ 3.5円 / 1 ルーブル ]でした。 それがサンクトペテルブルグの空港に設置されたATMを利用してルーブルを入手した時のクレジットカード会社からの請求金額の資料(掲載写真)では手数料込みで計算して [ 2.7円 / 1 ルーブル ] となっています。

 そして今回の旅の出発前に添乗員さんから指示のあった米ドル持参の方法ですが、
妻が近くの三菱銀行の店頭入手したドルは        [ 85円 / 1 US$ ]  程度。
ロシア国内の両替商の店頭に出されたいた交換率では   [ 30ルーブル / 1 US$ ]  前後。
つまり [ 日本円 > 米ドル > ルーブル ] の交換では [ 2.83円 / 1 ルーブル ] となります。

 これはクレジットカードを使用して現地のATMで引き出す場合と遜色ないですね。 特にATMでカードの情報を抜かれる危険性や操作に手間取り時間を費やすとか、滅多に無いかもしれないけれど、カードが機械に吸い込まれたまま出てこない危険性。 あれやこれや考えると今回の様な団体行動の場合、添乗員さんが電話で伝えて来た「当面の小銭を成田で入手、他は米ドルにて持参せよ!」は合理的な指示と思えます。 

 しかし当面の小銭の使用場面はホテルの枕銭、 食事時の追加飲み物代金などでしたが、成田空港で交換してもらえたルーブル紙幣は1000ルーブル札でした、 小銭として使用するには、現地に行ってから再度両替して貰わないと使えないですね。



== クレジットカードによるATMでのキャッシュサービス利用料金精算表 ==



 そうそう、 小銭と言えば街中の商店での支払いの時に経験しましたが、 日本での買い物感覚とのこんな違いがありました。 

< ホテルの近所の小さなスーパーでビールを1缶購入 >

 料金は60ルーブルほどの金額、それに対して100ルーブル紙幣を差し出した。当然お釣りをすぐに貰えるものと思ったが... 店員さんの態度は ”60ルーブル支払えと言うように、レジのレジスターの金額を指さし続ける” 妻と僕の財布の中身を寄せ集めてなんとかなりましたけれど。 

< 目貫通りの小奇麗な喫茶店で昼食 >

 二人分の支払い総額は857ルーブルだったか、 それで1000ルーブル札を支払いのために差し出しました。 ここでもお釣りを出す気が無いようです。 店員さんは1000ルーブル札を見つめるだけです。 またまた妻と僕の財布の中身を寄せ集めて860ルーブルを渡して出てきました。

 現地の人の買い物の支払い方法がどんな風に行うのが普通なのか? おつりなんか期待しないで上回る金額を支払うのか? ピッタリの金額を支払うのか? 手早くお釣りをもらえたのは地下鉄乗車のためのコイン購入窓口だけだったなあ。 ツアー仲間の中には最初に示された金額より少ない金額の支払いで済ませた人もいるようでしたが、「現地ガイドさんに買い物の時の現金支払い方法について質問すれば良かった」とおもっています。
 
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