雪の撮影システム 小さな改造

2022-02-24 11:38:09 | DIY
強風に吹き飛ばされる雪の様子
北海道などに大雪をもたらした荒天の始り2月21日朝@草津


 雪の結晶撮影、 それは趣味の一つだが、 DIYも趣味なのかも知れない。 今回紹介する2つはいずれも撮影システムへの小さな変更作業です。

 一つは赤外線カットフィルターの組み込み、 二つ目はカメラの小さな押し釦補助具組み込みです。

1. IRカットフィルター組み込み



フィルター固定方法説明図


可視光線通過状態


浅い角度で見たフィルター表面色


 撮影対象の雪の結晶の背後に置いた背景画像を照らす光源は白色LED、 3V・10mA(30mW) の消費電力が撮影対象の結晶融解にどの程度の悪影響があるか? 定量的に推定することは出来ていないけれど、 「定性的には悪影響が無い」とは言い切れない。 そう考えて、IRフィルターを組み込んでみた。

 大口径のペットボトルのキャップに丸穴を明け、 キャップ表面に入手した IR カットフィルターをセロテープで貼り付けて固定しました。

 効果のほどは今後雪の撮影に出かけた時に確認してみるつもりです。



2. モニタ画面切り替えスイッチ 補助小物を取り付け。



プラスチック薄板で作った補助小物


カメラに組み込む途中の補助小物


取り付け完了した補助小物の様子


 似たような機能は以前の撮影システムでも組み込んだことがある。 現在使用しているOLYMPUS社のOM-D E-M5Ⅱ本体の背面右下に置かれた小さな丸い押し釦、 ボタンその物が窪んだ構造のために寒さ対策で手袋した指先でそれを押そうとしても無理な構造。

 そのモニタボタンを手袋したままで押して切り替え可能となる小物を作り、組み込んで見ました。




 伊東園ホテル・草津に宿泊した日に撮影した雪 気温 ー9℃

 今シーズンに入って初めてとなる直径 3mm を越えた六華の雪に出会えました。 ただ大きいだけで結晶の形としての美しさは物足りませんが・・・


2月20日夕刻に撮影


2月21日早朝に撮影

 

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