雨水排水 改修作業

2018-07-21 10:22:35 | ヤナバ生活
 暑い夏をやり過ごすために、友人の持つ山荘で避暑。 貧乏人の小倅として育ち、老齢となった俺がこんな風な暮らしをしているなんて、 貧しかった子供の頃には考えられない生活だ。 しかし山荘での日々の過ごし方を見渡してみると、 慎ましいサラリーマン生活の延長線に在るとしか見えません。 

 朝食はチーズトースト的な物を用意して食べ、 昼は大町市内のアルプス囲碁村会館から南に200mほどの距離にある「むつみ亭」なるオバチャン一人で切り盛りしている家庭料理を売りにした食堂で済ませ、 火曜・木曜・土曜の午後は囲碁村会館で囲碁の対局、 その他の曜日には木崎湖近くで暮らす四季山荘のオヤジの所に顔をだして、 対局や世間話して、 夕方には山荘に戻って購入した食材で夕食を食べるか、 どこかの食堂で夕食は済ませる。 そんな独り暮らし生活なのですから、 優雅な別荘生活のイメージからは外れた生活をしています。

 なにしろ妻からは「貴方、出来るだけ長くヤナバに居て下さいね!」と言われ、「貴方が居ない方が部屋が片付いて気分も良い!」 なんて言われて追い出されている有様なのです。 そして今、 彼女は昔からの山仲間と三人して飯豊山へ登山に出掛けちゃって居るのです。

 そんな山荘生活での「朝飯前の一仕事」、 今朝は雨水排水改修工事に着手しました。 安曇野生活カテゴリーでブログ記事を綴ることとなる前の「ヤナバ生活」の中で、 母屋の屋根から落ちるて溜まった雨水を排水する目的で土中に塩ビのパイプを埋設する工事をしてあったのですが、 安曇野生活3年間の経過で、 排水機能が低下してしまったのです。
 「塩ビパイプの内部が泥で埋まって排水機能が低下しない様に」 そう考えてフィルター代わりに軍手を被せておいたのだけど、 その部分には泥は完全に目詰まりするし、 そこに至る手前部分には小石を並べた流路としていたのだけれども、 そこも泥で完全に埋まって水の流れ道としての機能は低下、 全体として排水機能不全に陥ってしまっていたのです。

 昨夏のヤナバ滞在期間中は皆既日食見物に出かける都合もあって、 滞在期間が短かったし、 やたらと雨降りの多い年で土木工事まがいの作業なんてやる気が起こらない年でしたから、 水はけの悪くなったことに気づいても手を出す気持ちになれないでいたのです。 そして今日・・・ ショージく君は松本市内で留学生の「日本語スピーチコンテスト」の主催者側の仕事があって、 一日中ヤナバにやって来る事が無い日、 だから地面に穴を掘っても車の差し入れに差し支えない一日です。 それで「良かったら、スピーチコンテストを聴きに来て」 と誘われて居たのだけれど・・・ そっちには行かないで、 排水改修工事に取り掛かったのでした。

 Top写真: 右側の一本道風に伸びて見える部分は母屋の屋根からの雨だれ受け部分の小石です。 それと直交する様に黄色い区画線の中に塩ビパイプが埋設してあります。 今朝の作業はそれを掘り出し、凹みをコンクリート製のU字溝が入る様に拡張する作業でした。


掘り出した塩ビパイプ 
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