皆既日食が終わって、 Denver への帰り道、 I-25 South には見渡す限りの車列が出来た。 それに引き換え、 画面左側 Casperへと向かう I-25 North 方向の道路はガラガラに空いていた。
今日は我々が日蝕見物前夜の宿営地として選んだDivide Ranch。 その場所や暖かく迎えてくれた人々の様子を紹介する。
皆既日蝕は月の影が地上に投影されるある幅を持つ皆既日蝕帯に居れば観察出来る。 それは日本の国立天文台が運営しているWEBサイトでも公開されていた。 それは本カテゴリーの初回記事「皆既日食@2017 見物計画」でも紹介した。
日蝕中心線からの距離 およそ29km
皆既日食・継続時間資料
Wyoming州 ツーリストインフォメーションで入手
Denverから北上して行く州間高速道路 I-25は Wyoming州の中央部付近で西に曲がり、 Casuper に向かう その道路は皆既日蝕帯の下にあった。 だから僕たちは計画当初からその周辺地域の町で適当な値段で泊まれる宿泊施設の予約を試みたのだが2017年6月(日蝕2ヶ月前)の時点では既にチェックしたモーテルに空き室が無くなっていた。
それで範囲を広げて州境のCheyenneはおろか Denverまで空室チェックの範囲を広げてみたが、 モーテルに空き部屋を見つけられなかった。
さらには Airbnb(エアービーアンドビー) にまで捜索範囲を広げたのだ。 そしたら今回お世話になった Divide Ranch が提供するキャンピングカーを利用した部屋の提供情報に巡り合ったのだ。 しかし、 たった一台のそれは既に予約は不能状態だった。 でも 「牧場なんだから車を駐車させてもらうくらいのスペースはたっぷり有るだろう」 そう踏んで、 なんとかEmailでのコンタクトを取ってみた(*1)。 その結果 「日蝕前夜から二晩・駐車場を提供する」 との情報を知り、予約に至ったのです。
その臨時の駐車場を運営してくれたホストファミリーの準備状況は以下の様な物でした。
牧場入口付近に受付窓口となるテントを設営、
駐車エリアには大きなテントを設営して食事や水の提供、
キャンピングカーエリアには汚水処理が可能な様に準備を整え、
DUMPING STATION AVAILABLE:
There will be a location available
for emptying your camper tanks.
キャンパーエリアには催し会場で見られる便所を用意。
そんな準備を整えた牧場の一族は家族総出で我々を迎えて呉れたのです。
僕達が到着したのは日蝕前日、 夜7時を過ぎてしまったのですが、 申し込んで置いた毛布の提供、 その夜の食事を必要としていた僕達にサンドイッチと生食用の小さな人参が入った一袋、 そして何本ものペットボトルに入った水を提供してくれました。
受付に居たそこの奥さん、 中学生くらいの娘さんに言いつけて、 僕達の車をキャンピングエリアまで自転車で先導させる事までしてくれました。
翌朝の朝食や昼食は駐車エリアに設けられた大きなテントで食事の提供があったのですが、 そこでも家族総出での対応が有りました。
Food Available for Donations to Benefit Know the Covering:
Monday morning we will have a pancake, egg, sausage
and bacon breakfast.
Monday night we will have a Hamburger BBQ.
Food Available for Donations については
透明な丸い瓶に寄付金を投入
僕にとって未経験なものだったのですが、 食事を提供する場のテーブルにDonationsを受け入れる容器が置かれ、 5ドル札等が入って居るのを見て、 僕達も安心して相応の金額を投入して、 食べ物や飲み物、果物などの提供を受ける事が出来ました。
スイカを売る係りの少年
食事を提供するスタッフ
帰り際、ゴミ袋を回収するトラックの所には小学校高学年くらいの男の子が居て「ゴミの袋を出して行って下さい」と声を掛けていました。
とにかく家族総出、 見事なホストファミリーぶりでした。 お陰で、楽しく、そして見事な皆既日食見物が出来ました。 Divide Ranch の皆さんに感謝です。
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(*1) Airbnb(エアービーアンドビー)
ここの組織は予約が成立するまで、 客とホストのEmailなどによる直接接触を阻止する方針で運営している様です。 だから、 「牧場に車を駐車させて貰えるか?」それを問い合わせるメールを送るためのメールアドレス取得に手間取りました。 ”Divide Ranch” ”Wheatland" そんなキーワードでググる中で日蝕見物に来る人に向けて臨時に開設されるこの農場の駐車場の情報に辿り着いたのでした。
今日は我々が日蝕見物前夜の宿営地として選んだDivide Ranch。 その場所や暖かく迎えてくれた人々の様子を紹介する。
皆既日蝕は月の影が地上に投影されるある幅を持つ皆既日蝕帯に居れば観察出来る。 それは日本の国立天文台が運営しているWEBサイトでも公開されていた。 それは本カテゴリーの初回記事「皆既日食@2017 見物計画」でも紹介した。
日蝕中心線からの距離 およそ29km
皆既日食・継続時間資料
Wyoming州 ツーリストインフォメーションで入手
Denverから北上して行く州間高速道路 I-25は Wyoming州の中央部付近で西に曲がり、 Casuper に向かう その道路は皆既日蝕帯の下にあった。 だから僕たちは計画当初からその周辺地域の町で適当な値段で泊まれる宿泊施設の予約を試みたのだが2017年6月(日蝕2ヶ月前)の時点では既にチェックしたモーテルに空き室が無くなっていた。
それで範囲を広げて州境のCheyenneはおろか Denverまで空室チェックの範囲を広げてみたが、 モーテルに空き部屋を見つけられなかった。
さらには Airbnb(エアービーアンドビー) にまで捜索範囲を広げたのだ。 そしたら今回お世話になった Divide Ranch が提供するキャンピングカーを利用した部屋の提供情報に巡り合ったのだ。 しかし、 たった一台のそれは既に予約は不能状態だった。 でも 「牧場なんだから車を駐車させてもらうくらいのスペースはたっぷり有るだろう」 そう踏んで、 なんとかEmailでのコンタクトを取ってみた(*1)。 その結果 「日蝕前夜から二晩・駐車場を提供する」 との情報を知り、予約に至ったのです。
その臨時の駐車場を運営してくれたホストファミリーの準備状況は以下の様な物でした。
牧場入口付近に受付窓口となるテントを設営、
駐車エリアには大きなテントを設営して食事や水の提供、
キャンピングカーエリアには汚水処理が可能な様に準備を整え、
DUMPING STATION AVAILABLE:
There will be a location available
for emptying your camper tanks.
キャンパーエリアには催し会場で見られる便所を用意。
そんな準備を整えた牧場の一族は家族総出で我々を迎えて呉れたのです。
僕達が到着したのは日蝕前日、 夜7時を過ぎてしまったのですが、 申し込んで置いた毛布の提供、 その夜の食事を必要としていた僕達にサンドイッチと生食用の小さな人参が入った一袋、 そして何本ものペットボトルに入った水を提供してくれました。
受付に居たそこの奥さん、 中学生くらいの娘さんに言いつけて、 僕達の車をキャンピングエリアまで自転車で先導させる事までしてくれました。
翌朝の朝食や昼食は駐車エリアに設けられた大きなテントで食事の提供があったのですが、 そこでも家族総出での対応が有りました。
Food Available for Donations to Benefit Know the Covering:
Monday morning we will have a pancake, egg, sausage
and bacon breakfast.
Monday night we will have a Hamburger BBQ.
Food Available for Donations については
透明な丸い瓶に寄付金を投入
僕にとって未経験なものだったのですが、 食事を提供する場のテーブルにDonationsを受け入れる容器が置かれ、 5ドル札等が入って居るのを見て、 僕達も安心して相応の金額を投入して、 食べ物や飲み物、果物などの提供を受ける事が出来ました。
スイカを売る係りの少年
食事を提供するスタッフ
帰り際、ゴミ袋を回収するトラックの所には小学校高学年くらいの男の子が居て「ゴミの袋を出して行って下さい」と声を掛けていました。
とにかく家族総出、 見事なホストファミリーぶりでした。 お陰で、楽しく、そして見事な皆既日食見物が出来ました。 Divide Ranch の皆さんに感謝です。
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(*1) Airbnb(エアービーアンドビー)
ここの組織は予約が成立するまで、 客とホストのEmailなどによる直接接触を阻止する方針で運営している様です。 だから、 「牧場に車を駐車させて貰えるか?」それを問い合わせるメールを送るためのメールアドレス取得に手間取りました。 ”Divide Ranch” ”Wheatland" そんなキーワードでググる中で日蝕見物に来る人に向けて臨時に開設されるこの農場の駐車場の情報に辿り着いたのでした。