高山病注意! 千畳敷ケーブル

2013-10-13 07:16:54 | 昔話
 つい先日、山仲間のF君が奥さんと一緒に中央アルプスの千畳敷から歩き始めるコースの登山に出かけた。 ところが奥さんが高山病症状を発症してしまい、仲良く稜線歩きを楽しめなかったそうだ。

 かって昔、百名山の踏破を目指していた頃、3人のメンバーで千畳敷を起点に空木岳を目指した事がありました。 その時もケーブルカーを降りて直ぐに歩き始め、小一時間で稜線に到着したのだが・・・、 メンバーの一人 Oさんが体調不良を理由に離脱して単独下山したことがありました。 空中ケーブルで一気に高度を上げ、直ぐに歩き始めたことで、高山病症状が出てしまったのです。

 残った僕達二人は縦走を続け、初日は木曽殿越の山小屋まで頑張らずに、随分手前の桧尾岳の避難小屋に泊まり、 2日目に空木岳のピークを踏んで、池山尾根を下山したのです。 Oさんと後日会ったときに「初日は桧尾の避難小屋に泊まったのか?!」、 「 それなら俺も降りないで一緒に行動すれば良かったよ 」 そう言われた事がありました。

 あの千畳敷カールまで空中ケーブルで一気登りするコース、 確かに 「 高山病注意!! 」 のルートです。 
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