10年以上使ったプリンター

　我が家は妻も私も自分専用のPCを持っていて、　インターネットにも接続して使用しているのだが、　家庭内LANは構築していない。　何か印刷する時はプリンタを持ちまわって、それぞれのPCにUSB接続して使用する原始的な方法で使っています。

　そして先日、主に妻のPCの傍らに置いて使用していたキャノンのインクジェット・プリンタ　BJ F300が使用出来なくなった。　パネル面の縦長なLEDランプのGNとOEの点滅状況から判断すると「インクカセットが正しくセットされていません」状態を示しているらしい。　インクカセットは購入して入れ替えたばかりだと言う。　呼ばれた僕も、何度かカセットの入れ直しをしてみたが、　エラー表示は解消しない。　なんだか「購入したインクは純正品じゃ無い」と聞いて、　取り外された純正品のインクカートリッジに戻してみても、相変わらずエラー表示の点滅に変化は生じない。　　「もう、このプリンターは処分だね！」そう呟いて、僕は匙を投げました。　妻は「新しいのを買う」そんな事を言ってます。

　ところで我が家にはデジカメ写真を印刷したり、書類をスキャナーで取り込むために僕が専用で使っていた、もう一台の複合機能プリンター・EPSON　PM-A840があります。

　妻のPCで、このプリンターを使えるようにするためにはPCにドライバーソフトを組み込まないといけません。　朝食後はドライバーソフトのDLから始まる作業を小一時間掛けてやってました。　そして無事に妻のPCから印刷出来る事を確認しました。

　心のなかでは、「新しいプリンタを買う！」そう宣言した妻が、「例え千円でもいいから、その予算の幾ばくかを僕に呉れないか・・・」の気持ち無きにしもあらずだが、　これから消耗品のインクを買う時に費用を出してもらえれば、それで良しとしましょうか。

　ちなみに処分すると決めたプリンター、どうやら製造年は2000年頃だったようです。　中古電気製品を買い取ってもらう時に店員さんが製造年を確認する簡易な方法、　「電源ケーブル表面の”印字年”の確認」をしてみたら”1999”でしたから。　たしかに10年以上使って居たなー。　もう寿命で故障してもおかしくないか。