”走馬灯”というよりも”独楽のように”というよりも、まるでジェットコースターに乗ったかのように、近畿圏を遊泳しました。
まず3/20は4人の女子会で奈良県吉野の金峯山寺へ荒井敦子先生率いるNPO法人音楽の森さんの”歌の奉納”の観客として・・・
寝屋川市駅9時集合、憧れの近鉄特急”青の交響曲(シンフォニー)”の食堂車で季節限定のさくらジュースと桜もなかに舌鼓を打ち車窓から奈良の山野をスマホに収め吉野神宮駅下車、吉野の山道をグルメ&散策、吉野葛や陀羅尼助など吉野ならでの産物に出会い
金峯山寺蔵王堂の前で荒井先生に出会いファイブショット、荒井先生の特別のお計らいで私たちも蔵王堂の中に入れて頂き皆さんの”歌の奉納”を聞かせて頂きました(残念ながら撮影禁止)
まずコーラスで童謡”春よ来い”で始まって、日本の四季の歌が展開され、1曲毎に団員さんがMC(曲への思い)を読み上げ、感動で胸がいつぱいになりました
圧巻だったのは荒井先生が歌われた”命の歌”、ヴォーカル荒井敦子、ピアノ宮川真由美さんとお医者様でサックス奏者の三馬省二先生とぴったり息の合った演奏は只々感動の連続でした🎶
ここで特筆すべきは、私は一人のお坊様に出会いその方のお姿が山伏さんの様だったので「お写真撮影は可能でしょうか?」とお尋ねしたら「どうぞ、どうぞ」と仰ったのでツーショットでカメラに収まり、後で知ったことはその方が金峰山修験本宗の総務総長の五條永教様で金峯山寺の365日ご本を書かれた方であったということ!
翌3/21日の午前中は楽友3人と吹田のメイシアターへ”堀江牧夫のチェロの朝 Season2”でチャイコフスキーのピアノ三重奏曲 イ短調Op・50「偉大な芸術家の思い出」を聴きに🎶
この曲は堀江さん(モスクワ音楽院卒業)がロシアで最後に演奏された曲だそうでヴァイオリニスト藤村知司(さとし)とピアニストの尾上理絵さんと満身込めての迫力の演奏、彼らの友人がウクライナのキエフやハリコフにお住まいだそうで「ロシアとウクライナがこんなことになってしまって、非常に複雑な気持ちです」というコメントにグーっと来てしまいました、プログラムに”♩=ウクライナのために”としてサインをしてくださいました🎶
そして3/22蔓延防止解除の日は日本音楽ヘルパー協会の幹部(木村三奈子&市山洋子)と茨木市市民総合センターへヴァイオリニスト堀江恵太さんとピアニスト乾将万さんの「次世代に弾き継ぎたい名曲”フランク”なコンサート」へ
作曲家~フランク生誕200年~のフランクとフランクをもじったものでプログラム一部はフランクの”ヴァイオリン・ソナタ イ長調”、2部は”リクエスト・プログラム”で、チゴイネルワイゼン・チャールダッシュ・リベルタンゴ等、超絶技巧の連続、お二人のぴったりと息の合った凄すぎる演奏にあっけにとられ・・・
3/23のお彼岸最終日、今度は滋賀県の”滋賀県立美術館”へ・・・・
この展覧会はテレビや新聞を通じて広く紹介され、チャレンジドさんたちの作品を紹介する大規模な展覧会で、以前から”アール・ブリュット”や”アウトサイダーアート”ーに興味と関心を持つ私としてはどうしても観ておきたい展覧会だったのです!
スマホの乗り換えナビを使って”寝屋川~瀬田”を調べて一人旅、京阪電車、京都地下鉄東西線、JR、路線バスと乗り継ぎ目的地へ・・・
沢山の、魂からほとばしり出る枠を超えた”人間の才能”を目の当たりにして、コンサートとは又一味違う感動を噛みしめながら美術館を後にしました。
追伸 この4日間の私オバタにあきれた方も、共鳴してくださった方も最後までお付き合いくださりありがとうございました