日本音楽ヘルパー協会 館長のひとりごと

「音楽はすべての人を前向きにしてくれます」をモットーに、出逢い・ふれ愛・睦み合いを実践するボランティア・グループです。

上山病院でのミュージックセッション(9/28)

2016-09-29 | 音楽ヘルパー

今日は2年ぶりに”UEYAMAみんなのうた”を担当させていただきました♪

このご縁は寝屋川市の高齢者介護福祉課におられたYさんから「音楽を使ってみなさんを元気にしてほしいと依頼され、6年前から始まったもので、今日はセッションリーダーが休みということで急遽私がその役を・・・

角田(オカリナ)・中山(リズム体操)・松田(声楽)とそれぞれに特技のあるメンバーと4人で訪問、11時15分から12時までの45分間、利用者さんと”音楽”させていただきました♪

   

【笑顔(eーGー)で、★出会い・触れ合い・睦み合い。 ★目を当て・手を当て・耳を当て ★鳥の目と虫の目を持て】 私たちの≪現場≫での三大心得をコンセプトにセッションが始まりました。

今月のテーマは≪月≫、月に因んだ”ツキ””荒城の月””十五夜お月さん””炭坑節””月がとっても青いから”を歌いながら、口腔ケアに”ツキ”の逆読み歌い(タデ タデ ガキツ イルマ イルマ イルマンマ)、脳トレに”炭坑節”のメロディーで”黒田節”を歌うなどレクレーションを兼ねてのセッションは円形になった17人の利用者さん(車いす・下半身まひの方が半数以上)とスタッフの方も参加されて本当に賑やかなひと時となりました。

クールダゥンに角田ヘルパーがオカリナを、松田ヘルパーが独唱をすると、みなさんじっと耳を澄ましてくださりミニコンサート状態🎶

  

特筆すべきは、最年少の中山ヘルパーは、昨年の大阪府の”ヘルパー初任者講座”で一緒に机を並べ資格を頂いた”同級生”、弟さんと門真市で高齢者施設を立ち上げられた方で「現場のノウハウを学びたいから」と参加、30・50・60・70代のヘルパーたちが60・70・80代の利用者さんと≪心≫を一つにできる喜びを肌で感じて頂けたこと、反省会を兼ねたファミレスの女子会は大いに盛り上がったのでした!

     

折しも今夜大阪第1合唱団の練習に行くとTさんが「織畠さんがいつも言っている”ユマニチュード”の本が出たわよ!」と新聞の切り抜きを・・・


         

これはフランス発祥の認知症ケアの方法で「見つめる」「触れる」「話しかける」「立つように支援する」を目的としており、僭越ながら私たちの合言葉≪出会い・触れ合い・見つめあい≫ ≪心はいつもおもてなし≫と、「どこか共通するものがある」と確信! 私たちのレシピ本≪いつでも・どこでも音楽ヘルパー(2009年発刊)≫を皆さんに今一度読み直していただきたいと願っています。

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ピアジュリアン クラシックナイトライブへ(^^♪(9/22)

2016-09-24 | 音楽ヘルパー

今日は神戸市中央区三宮にある”クラシックを演奏するショットバー「ピアジュリアン」”でピアニストの加藤英雄さんとチェリストの山内瑤子さんが演奏なさるので橋本理事と伺ってきました。

      

JR三宮駅の近く近藤ビル9階にある会場はすでに満席で、スタンウェイピアノとチェロ演奏用の椅子が置いてあり、加藤氏のご配慮で私たちの席は一番前で演奏者とは至近距離、「昔ショパンやリストのライブはこうだったに違いない」と思いながら演奏を聞かせていただくことに・・・

      

圧巻でした! 1stステージ 19:30からはブラームスのチェロソナタ第1番ホ短調、21:00からラフマニノフのチェロソナタト短調と、どちらも1曲20分以上の大曲、お二人の超絶技巧を目の当たりにして、私たちは”お口 ポカン”状態、加藤・山内さんがすべてのお客様を見送られるのを待って4人だけの写真を撮っていただき会場を後にしました(JR&京阪電車を乗り継いで寝屋川に着いたのは、ちょうど夜中の午前0時でした!)

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夏目漱石没後100年記念朗読公演へ(9/19)

2016-09-19 | 音楽ヘルパー

本日は”敬老の日”、大丸心斎橋劇場で”10分で味わう、漱石の世界”という朗読公演が開催され、大阪第1合唱団ソプラノでご一緒している仲庭英代さんが出演されるので伺ってきました。(主催は一般社団法人日本朗読検定協会)

      

スペシャルゲストは桂 米團治さん、着物に羽織の姿で登場され、司会者の方とコメントを交わされた後モーツァルトのピアノソナタK.333を弾かれたのにはびっくりしました!

プログラムは15人の出演者が10分づつ漱石の作品をリレー形式で読むという趣向で、全員振り袖姿圧巻でした。

   

「夢十夜」「それから」「草枕」「門」「こころ」等々、それぞれ個性あふれる読みで、ぐいぐい惹きつけられました。

トリでは米團治さんが夏目漱石スタイルで”吾輩は猫である”を朗読、大受けでした。

私事ながら、今から60年も前の中学2年生のとき”坊ちゃん”にはまり、エンディングで山嵐と二人で赤シャツのだいこに卵をぶっつけるシーン、毎晩(まさしく毎晩)寝る前に枕元に本を置いてそこだけを音読し、卵の黄味でどろどろになつた二人の顔を想像してゲラゲラ笑い、家族のみんなから頭がおかしくなったのでは?と思われたこと・・・

”光陰矢の如し”と言われますが人間の”記憶”は一瞬にして”その時”にフィットできることをしみじみ感じたことでした。

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後期高齢者の仲間入りです!(9/15)

2016-09-17 | 音楽ヘルパー

私は1941年9月15日生まれ、幼少期は”かごや姫”と呼ばれていました、童謡に”おさるのかごや”というのがあって”エーッサ エーッサ エッサホイサッサッ(^^♪”と歌うのが大好きで着物の裾をまくっては踊っていたそうです(笑)中秋の名月で”かぐや姫”をもじったのでしょう

4歳で自家中毒(疫痢)にかかり、生死の間をさまよって、虚弱児で、目ばかり大きくひょろひょろで、お医者様から「小学校3年まで持てないだろう」と言われたとか・・・

それがなんと2016年まで生かしていただき75歳になり、未だに「エーッサ エーッサ」とやつているのですから「人生って不思議なものですね♪」です

今日は35年続いている女声合唱団≪独楽≫の練習日、指揮をしようとしたトタンに伴奏者の上田葉子さん(彼女とも35年続いています)のピアノに合わせて「HappyBirthday」の大合唱!、ぐっーと来て、ジーンときて・・「エッサホイサツサ」です。

特筆すべきは団長の田辺さんが9/13生まれで73歳、メゾの中野さんが私と同じ9/15生まれで72(?)歳、アルトの山本さんが9/16生まれで70歳と4人が目白押しなのです!

スタッフの皆さんがお誕生会をしてくださるということで社会福祉法人”百丈山合掌会”さんがオープンされたカフェ”サンサーラ”でランチをしてローソクが5本立ったバースデイケーキと理事長様からのお花束を頂いて、元コーラス団員でご入居者のOさん(90歳)とハグしあって、本当に本当に有り得がたい9月15日となりました。


追記 今日は曇りで”中秋の名月”はあきらめていたのですが、帰宅してベランダに上がったら 雲間からお月さんが「おめでとう!」してくださいました

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長月に大正ロマンを偲ぶ会(9/10)

2016-09-12 | 音楽ヘルパー

声楽家でピアニストというマルチな中村佳世子先生が近畿に2台しかないリードオルガンを所有されている(1台は大阪音楽大学楽器博物館に有)と言うことで、その≪音≫をサモックホールで皆さんに聞いていただこうということになりお願いしたところ快諾を得ました。
当協会のイベント部、毎月1回集まって練習されているリコーダー部、そして2か月に1回集まってイベントをしておられる着物愛好会さんに呼びかけ、みんなで大正時代にフォーカスしてその時代の”音楽”と”生活文化”を掘り起こそうとの思いが一致して本日≪長月に 大正ロマンを偲ぶ会≫を開催、午後2時からと6時30分からと、どちらも40人以上の方が参加され(スタッフ10名は別)演奏と、感動と情報をShareしていただきました。

     

     

一部は中村先生の≪大正時代の音楽≫の解説と歌いながらのオルガン演奏、サモックホールに響く音はまるでパイプオルガンのようでした

大正時代に生まれた”カルピス(T8年7/1発売)”森永・明治・グリコキャラメル””ラムネ・ボンタン飴”等々の食品紹介や、当時”ミルクホール”が出来て、モボ(モダンボーイ)・モガ(モダンガール)と呼ばれた人たちが一世を風靡したことなど、リコーダー部の方たちも、手作りのサロンエプロン、カチューシャを着けての演奏、会場からブラボーと「よく出来ている!」の喝采を頂いて大満足

夜の部は「アルコールは出ますか?」のご要望に応えてワイン・ビールをお出しし・・当時オムライス・カレーライス・コロッケが流行ったのをネットで調べて、イベント部が朝から大奮闘!

スペシャルゲストは東京芸術大学器楽部ヴァイオリン科を卒業されたヴァイオリニストの桑田佳奈さん。北原白秋山田耕筰の≪詩と音楽≫より”からたち””この道””曼珠沙華(ひがんばな)”と滝廉太郎の”荒城の月”をオルガンとコラボ、ぴったり息の合った演奏に皆さん心から感動してくださいました。

アンコールは出演者全員で”あわて床屋”と”東京節”手拍子も加わって最高に盛り上がりました♪

 

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ロングライフ秋の市民大学講座初日(9/8)

2016-09-11 | 音楽ヘルパー

毎年春・秋シリーズで開講される(株)日本ロングライフ主催の市民大学が大阪市ドーンセンター5Fの視聴覚室であり、初日の今日私たち(社)日本音楽ヘルパー協会で担当させていただきました。

     

本日のタイトルは”みんなで音楽しま専科?”とし13時30分~15時まで、私たち現場のKnowHowを駆使して合言葉≪出会い・触れ愛・睦み愛・eG(笑顔)≫を肌で感じていただこうと、松浪・大﨑・織畠で気張りました。

      

まず向かい合っての”握手の歌”、ドンパン節で”手指の体操”歌の中に出てくる擬音を使っての”口腔ケア運動”ふるさと♩・見上げてごらん夜の星を♩の歌で”手話歌体操”エトセトラ・・・

初めのうちは少し硬い表情だった受講生(31名)の方たちも時間が進むにつれ、どんどんリラックスして≪音楽≫をShare、あっという間に90分の講座(というよりライブに近い)を終えました。 反省会(?)を兼ねて天満橋の”京阪シティーモール(シティモ)”で頂いた”マロンクリームケーキ”はサイコーでした

 

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本日も”音楽三昧”也(^^♪(9/06)

2016-09-07 | 音楽ヘルパー

毎月第1火曜日の午前中は大阪府守口市庭窪公民館講堂で、倉本ヘルパーとタッグを組んで”音楽ヘルパー参上!”を20年以上続けています

その頃は私たちも50代、身も心も元気溌剌でしたが70代になって身のほうが溌剌から少しだけ”デ・クレシェンド”してきました

それに反比例するかのように≪心≫のほうはまだまだ元気、ピチピチしています

倉本ヘルパーの指示通りに”ツキ”の歌詞を反対から「タデタデ ガキツ~!(^^♪」と歌い、笑い転げ(歌詞の反対読みは最高の”脳トレ””口腔ケア”になります)、お遊戯ならぬ≪音楽運動≫をして体をほぐし、みんなで”炭坑節”を踊って≪元気≫を確かめ合いました

    

12時過ぎに会場を出て私たちが向かった先はお定まりの”ガスト”、お倉本ヘルパー持参のチラシの中から”ドリンクバー”と”黒糖ゼリー”をオプションして”本日の日替わり定食(豚肉の生姜焼き・ハンバーグ・お代わり自由の野菜スープ)”をお腹一杯に頂いて次なる目的地”寝屋川市立中央公民館講堂”へまっしぐら(ガスト駐車場でご婦人が車庫入れに戸惑いめっちゃ待たされました!

会場に着くと舞台上はすっかり”中秋の名月”状態、松波セッションリーダーのもと(彼女は音楽ヘルパーの他にリクレーション介護士の資格あり)角田・水野・織畠の4人で担当、195名の参加者のもと、歌って・唄って・謳いまくり、クールダゥンに角田ヘルパーの”オカリナ”と織畠の”ピアノ”で”荒城の月”と”月の砂漠”を・・・会場は水を打ったように静か、めちゃめちゃ良い気分でした

     

そしてそして本日の≪音楽≫、メニューの最後は≪ジャズライブ≫、ピアニストの南 依里さんがドラムスの大御所 中嶋 俊夫さんと新鋭のベーシスト山本 久生さんとトリオで”クラシック×JAZZに魅了!”を大阪市福島区のイタリアンレストラン”Red&Biue”でなさり映画・ジャズスタンダードのナンバーを・・・白に黒のレースをちりばめた衣装でピアノ演奏をする南さんの立ち居振る舞いはまるで映画の1シーンを見てるかのよう!

      

美味しいイタリア料理と飲み放題のアルコール(私はカシスオレンジ他3杯いただきました)と何よりも≪ジャズ≫に酔いしれて外に出れば、高層ビルとネオンに輝く水面がまたも私たちわ酔わせてくれました(残念ながら女子会です)

      

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鹿児島から実習生来阪(9/3)

2016-09-04 | 音楽ヘルパー

私たちの”一般社団法人日本音楽ヘルパー協会”は≪音楽≫をツールに様々なジャンルの方たちと≪出会い・ふれあい・睦み合い≫を通してコミュニケーションを深め、お互いのQOLを上げることを目的に日本各地で”音楽ヘルパー活動(ミュージックセッション)”を展開していますが、同時にオンライン講座でヘルパー資格を取って頂くというという企画をも展開しています。過去20数名の方が受講されましたが本日は鹿児島在住の川原友美さんが、はるばる”現場実習に御来阪、午前中は障碍者施設の”隆光学園”さん、午後は高齢者施設の”デイサービスねやがわ”さんで現場実習を体験していただきました。

川原さんは子育て(生後10か月の坊ちゃん)の傍らヴァイオリンの演奏・ホームヘルパーなどの資格を持っておられ、将来”音楽療法”で社会貢献なさりたいそうで、インターネットで当協会を見つけられたのだそうです。

隆光学園ではベテランの今西・梨谷両ヘルパーが応援に駆けつけてくださり、こんなに楽しそうな現場風景に・・・!

   

 

サモックホールで昼食の後はこれまたベテランの倉本ヘルパーの車で高齢者の皆さんのもとへ参上、現地待ち合わせの山口ヘルパー(彼女も勿論ベテラン)と4人で”現場力”発揮、二か所の実習を終えた川原さんと先輩ヘルパーたちは和気あいあいと”情報交換”をして無事”現場実習”を終えました。

     

     

私たちの合言葉、「音楽はすべての人を前向きにします」をしっかり感じた半日でした。

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音楽ヘルパー9月研修会(9/1)

2016-09-02 | 音楽ヘルパー

毎月第1木曜日午後1時から開催される”研修会”、今日は大﨑裕子ヘルパーが”高齢者施設&障碍者施設の音楽ヘルパー活動”のテーマで事例発表、大﨑ヘルパーは当協会のテーマソング”記憶の扉”を作詞作曲した方で、発表内容も現場に沿った楽しい内容で高齢者施設ではお笑いを、障碍者施設では個性や能力を大切にして社会性を養うことに留意されている旨発表されました。

特筆すべきはチャレンジドさんたちの”合唱コンクール”を再現され、彼らの選曲した曲をメドレーで歌い、間奏の部分でハイタッチをして指揮者がチェンジするレクチャーをしたときに(勇気100パーセント・紙飛行機・旅立ちの歌・・・)、皆さんまったく動じず、特に知らない歌が出てきたら、指揮をせず、隣席の人にさっと手を伸ばしてダンスに切り替えるなど、現場主義「いつでもどこでも音楽ヘルパー」そのもので、私は”音楽ヘルパーの明日”を確信し、嬉しくなりました。

    

研修会後はおなじみの”女子会”、昭和グッズと現場の話に花を咲かせました。



    

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