”情熱の都マドリッドより26年ぶりの来日”のキャッチコピーで今年の3月に発売された”スペイン国立管弦楽団”の演奏会、”ボレロ”があったので迷わずポデューム席(指揮者を正面から見れる席)を2枚ゲット、パートナーと17時30分にJR京都駅で待ち合わせ地下鉄北山で下車”京都コンサートホール”へ
この国立管弦楽団は1942年に設立とのことなのでほぼ私と同年(私は1941年)、レコードではなく”生の音”が聞いてみたかったのです!
指揮者ははアントニオ・メンデス、演奏曲目は”交響詩「幻想舞曲集」”・アランフェス協奏曲・バレエ「三角帽子」・ボレロ、とたまらないプログラム、おまけにギターラのパブロ・ヴィレガスの超絶技巧を目の当たりにしてパートナーも私も魂を吸い取られたよう!
お目当ての”ボレロ”では信じられない出来事が!! ステージに入りポジションに着こうと歩いてこられたシンバル奏者と目が合ったトタン(このホールのポデューム席は低めなので演奏者が至近距離、しかも私達は1列目)「チャオ!」と挨拶してくださったのです!
「ゥワッ!」と思わず声を・・・隣席の若い男性の方もにっこり
と最後に取って置きの「ゥワッ!!」を・・・
終演後≪ボレロ≫で最初から最後までスネアドラム(小太鼓)を叩き続けた奏者の方が私たちの席に向かって会釈をされたので(その差50センチ足らず)思わず手を差し伸べるとしっかりと握手! 「この手はしばらく洗わない」と言いロビーに出ると、ギターラのパブロさんがサインをしておられ「ハーイッ!
」
最後に京都コンサートホールのエントランスを歩いていたら、10年前にミラノ”スカラ座”でサインをいただいたリッカルド・ムーティさんの写真が・・・(この時はツアーの仲間同士でくじを引き、なんと最前列のど真ん中、ムーティーさんが目の前1メートルでした!)、ここでも写真を撮ってもらって、終演後に時々うかがう居酒屋”あい和”さんに寄って”カンパイ”して22時30分にお店を出て地下鉄・京阪電車
と乗り継いで寝屋川市駅到着23時45分、帰宅したのは午前零時でした