今日は大阪市北区の「カワイ梅田コンサートサロン」でピアニスト南 依里さんのリサイタルが有り、楽友6人で押しかけました。
ベートーベヴェンのピアノソナタ第17番「テンペスト」で始まりシューベルトの「セレナーデ」、リストの「愛の夢」・「ため息」と情感たっぷりに弾かれ、美貌と品格兼ね備えての演奏は、それはそれは見事でした♪
南先生(実は私たちの所属する大阪第一合唱団のピアノ伴奏を担当して下さっています、勿体ない話です)は京都堀川音楽高校に入学されPTNAピアノコンクール「高校の部」に最年少で全国大会第1位、高校卒業後すぐにミュンヘン国立大学芸術演奏家クラスに入学、ラフマニノフ国際ピアノコンクールに入賞なさる等凄い経歴の持ち主でそのお人柄も兼ねて私たちは大ファンなのであります。
圧巻だったのはリストの≪ハンガリー狂詩曲第2番≫、本場ハンガリーで聴かれた経験を活かしての演奏は緩急織り交ぜて、ある時は情熱的に、またある時はもの悲しく、ジプシーの悲哀を物語り、私たちを”感動のるつぼ”へ引き込んでくれました。
最後のプログラムで”クラシック曲からのジャズアレンジ”としてアイルランド民謡の「ダニーボーイ」を演奏、何とも言えない重厚で不思議な和音は本日のタイトル~ドイツピアニズム~にピッタリ合っていました♪
演奏後、南先生とタケマコことジャズピアニストの竹中真先生を囲んで写真を撮っていただきました(依里先生のドレスの裾を踏むまいとして後ろに下がったOさんだけが小さく映ってしまったのが残念です)
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