今日は楽友7人と中央区福島のザ・シンフォニーホールに大阪交響楽団の首席客演指揮者〔キンボー・イシイ=エトウ〕さん指揮の究極の〔展覧会の絵〕を聴いて来ました♪。キンボーさんとの出逢いは2009年に大阪第一合唱団が〔ヘンデルのメサイア〕を演奏した時に本日の演奏と同じ大阪交響楽団(旧大阪シンフォ二カー交響楽団)と共演、その時の指揮者がキンボーさんで、とっても気さくな方で練習後もみんなで食事(飲み会!?)をしたりして≪音楽談義≫をしました。
この度の御縁は団員の蛭(えびす)さんがキンボー氏の友人であったことから(追っかけ)をさせていただきました。
プログラムは≪意外?案外!展覧会≫のタイトルで(バルトークのルーマニア舞曲)、(ヒンデミットのヴァイオリン協奏曲)そして(ムソルグスキーの展覧会の絵)でした。ヴァイオリンソロをなさった山下洋一さんはマグデブルグの歌劇場と管弦楽団のコンサートマスターであられ超絶技法を目の当たりにして絶句しました。
さてキンボーさんですが1967年台湾生まれ、12歳で渡欧、ウィーン・コンセルヴァトリウムでヴァイオリンとピアノを専攻、21歳で渡米、ジュリアード音楽院で学ばれ、1992年より小澤征爾さんに師事されてボストン交響楽団を指揮なさる等、クラシック界きってのサラブレッドで履歴の通りワールドです。
本日演奏の≪展覧会の絵≫アシュケナージ編曲のものでトランペット5重奏で始まりましたが今まで聞いた、どの(展覧会の絵)よりもテンポが速くあか抜けているように感じました♪キンボーさんの左手の指の動きが細やかでとっても情感的だつたので(一般に指揮者の右手は拍子を、左手は表現を引き出すと言われています)楽屋をお尋ねしたときに申し上げると「あら そう!?」で片づけられちゃいました(笑)。
付け加えるならば、ステージではタキシードで颯爽と振ってらっしゃったのに楽屋ですぐにポロシャツと短パンに着替えられて、いつもとかわらない笑顔とあまり上手でない日本語で歓迎してして下さったので嬉しくって有り難くって元気モリモリになりました。
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さらに付け加えるならば、キンボーさんに別れを告げて帰っていると数人の男女の学生さんたちに呼び止められました、立命館大学交響楽団の方たちで9月2日門真市のルミエールホールで演奏会をなさるということでチラシをいただきました。
そこでこれまたびっくり!!なんと客演指揮 阪 哲朗とあったのです。阪さんも20年前大阪第一合唱団がオペラカルメンを上演した時の指揮者で以来ずっーと応援させて頂いている方で(私はBan友の会の会員であります)キンボーさんとの御縁も阪さんが繋いでくださったのです。 学生さんたちの真摯な姿にグーッときて即チケット5枚買わせていただきました♪ そばにいた男性に「君は何をしますか?」と尋ねると「学生指揮です」とのこと、「頑張ってくださいね!?」「ハイ!?」 年の差もなんのその≪音楽≫で心の糸を結んだ私達でした♪。