家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

映画の感想・・・(123)

2006-06-14 18:19:56 | Weblog
「フライトプラン」FLIGHTPLAN
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ジョディ・フォスター、ピーター・サースガード、ショーン・ビーン、他
2005年・アメリカ・98分<レンタル>

<STORY>
愛する夫を突然の事故で亡くし深い悲しみに暮れる航空機設計士のカイル。彼女は夫の遺体を引き取り、6歳の娘ジュリアと共に最新型のジャンボジェット機で帰国の途上にあった。ところが、飛行中の機内でジュリアが忽然と姿を消してしまう。しかし乗客はおろか乗務員の誰一人としてジュリアを見た者はいなかった。さらには搭乗記録すらも存在しなかったことが判明する。それでも必死にジュリアの行方を捜すカイルに対し、乗務員がFAXで送られてきた情報を伝える。それによると、ジュリアは夫と一緒に亡くなっていたのだった。すべては精神的ショックが原因の妄想だったのか? しかしカイルはジュリアがいたことを改めて確信、彼女を取り戻すため決然と立ち上がるのだった...

てっきり「エアフォース・ワン」的なハイジャック系のアクションかと思ってたら、基本はサスペンス・スリラーですね~ちょっと意外でした。

冒頭、ドイツはベルリンのシーンから始まることもあってか非常に重厚な感じのオープニングです。上にも書きましたようにスペクタクル・アクション的なものを想像していただけに、そういう意味では肩透かしをくらいました。
実際アクションシーンはほとんど無く、サスペンス・スリラーとして物語は進んでいきます。
途中までは雰囲気もあってよかったのですが...問題は真実が明らかになった後ですね~計画は綿密なのか?杜撰なのか?ちょっとそれはないんじゃないの~って感じがしました。

スリラーとしてはなかなか良かったので、サスペンスの部分をもっと練り上げれば良い作品になったのではないでしょうか?
ジョディ・フォスターの出演作ってそんなに観てるほうではないですが、結構好きな役者なのでそういう意味でも残念な1本です。

派手なアクション映画を期待されるとかなり期待ハズレだと思いますが、サスペンス・スリラーとしてはそれなりに楽しめるとは思います。

<追記>
「フライトプラン」のDVDに、テレビシリーズ「LOST」の第一話が収録されています。
これメチャメチャ面白いです!もうすぐレンタルになるのですごい楽しみです!
多分かなりの予算を掛けてると思うのでなかなか難しいでしょうけど、日本でこのクオリティのドラマが始まったら、多分日本中のメディアが騒ぎますよ...誰か作ってくれへんかなぁ~...