家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「ザ・フェイク」・・・(6)

2005-04-12 01:21:49 | Weblog
「ザ・フェイク」アクションスリラー...ドイツ映画です。オーディションのためにミュンヘンに向かう青年が罠に嵌められ、留置場に入れられる。...ネタバレ無しで書けるのはここまでですね...(苦笑)多分これってデヴィッド・フィンチャーのアノ作品のパクリというか焼きなおしというか、じゃないんですかねぇ?設定が違うだけで中身は一緒ですね。しかもこっちは途中でネタバレしてるし...最初の2~30分くらいは面白いですが”カメラ”があるってわかってからは冷めました。さらに”アノ映画にソックリ...”って思ってからはもうダメ。ハズレです。
「感染/予言」”Jホラーシアター”というプロジェクト第一弾の2作品。「感染」は経営破たん寸前の病院で医療事故のために患者が死亡する。そんな中運び込まれた原因不明の病に侵された救急患者、そして...はっきり言って映画としては別に面白くないです(笑)ただ最初から最後まで登場人物全員がどこか精神的に以上をきたしてるかのような雰囲気(実際おかしくなってる人もいる)見ていてこちらが壊れてしまいそうな雰囲気は良いですね。その点は評価します。
「予言」は”つのだじろう”の「恐怖新聞」が原案。ある電話ボックスで娘の死亡記事の載った新聞を見てしまった男(三上博史)。その後その記事が現実となり...基本的には「リング」と同じで”死の運命から逃れるために奔走する”話です。映画としては感染よりよく出来てますね。ラストはちょっと泣ける感じで...ただ”怖くない”です(笑)。この2本を足して2で割った映画ならそれなりに面白かったのでは?と思います。Jホラーってのももう出尽くした感があるんで、誰かこれを打破する人が出てこないかなぁ~。