家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「ウォー・オブ・ザ・デッド」・・・(406)

2008-09-21 20:50:15 | Weblog
「ウォー・オブ・ザ・デッド」ZOMBIE WARS
監督:デヴィッド・A・プライアー
出演:アダム・スチュアート、アリッサ・コーエン、ジム・マーロウ、クリスティ・レニー・ピアース、ジョナサン・バディーン、他
2006年・アメリカ・81分<レンタル>

<STORY>
突然地中から現れ、人間を滅ぼしていったゾンビたち。世界はゾンビが支配する暗黒の時代へと突入していた。彼らは独自の階級制度を持ち、捕まえた人間を捕虜として繁殖させ食料を確保し、その勢力は絶対的なものであった。僅かに生き残った人間たちは戦士として訓練し、ゾンビと戦いながら毎日を必死に生きていたが...

え~...アルバトロスです...(笑)ただし今回はあえて借りました。
皆さんの人柱になるべく日々努力しようとは思ってるのですがなにぶん観る本数には限りがあります。で、お盆にツタヤ半額セールがあったのですが、今回は特に観るものもなかったので久々にゴミ拾いしてみました。

基本設定は「猿の惑星」です。
猿ではなくゾンビが支配する地球っていう設定ですが、もうこの辺からすでにメチャクチャです。「猿の惑星」の場合は猿とは言え何一つ人間に劣るところのない進化した猿でしたが、今作のゾンビはガチのゾンビです(笑)道具も使えないし喋れないし...こんなゾンビに支配されてるってどういうこと?

メインのストーリーはある人間の兵士がゾンビにつかまって農場に連れて行かれ、そこから脱出する話なんですけど、この農場っていうのがゾンビが人間を交配させ子供を生ませて、育てて自分たちの食料にするっていうトンデモ設定になってます。映像で見る限りではエサにされる人間は少なくとも成人しているようなんですけど、ゾンビって死体ですよ?人間が成人するまでに身体腐ってしまうんじゃないですか?
ラストも唐突に「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」なオチで締めくくられて「ターミネーター」みたいにまとめられて終わっていきます。

...まぁアルバトロスですからいいですけど(笑)

ただ、まぁ時間が短いってのもあるのですがとりあえず最後まで観れました。
色んな部分で破綻し過ぎてますけど(笑)ゾンビが支配する世界やゾンビ農場には実は黒幕が...っていうような設定は悪くないと思います。
それと全編ナレーション(というかモノローグ)が入るんですけど、これはなかなか良かったです。これが無ければもっと安っぽくなってたでしょうね~
あと男性キャストはパッとしませんが女性キャストは結構美人だったりします。

とりあえず「アルバトロスから出ているDVDにしては」当たり、と言えるでしょう(笑)