脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

ソンギョンガン 

2015-05-13 | Weblog

私は応援する国がスポーツによって違う。野球はコレア、サッカーはジャパンボクシングにいたっては日本の選手よりも発展途上国の選手を応援してしまう。この前CNNで韓国のSon yeon jaeがhuman to heroと言うコーナーでインタビューにこたえていた。内容はさほど難しいことではないが、しかし彼女は流ちょうな英語で堂々とインタビューにこたえていた。彼女は私が好きなアスリートのひとりであるが彼女は語学が堪能で英語のほかにもいくつか言語が話せるマルチリンガルである。同じ国民的スターでもスケーターのほうはすきにはなれないが、しかし彼女は知的で身のこなしや話し方にも品があるのでかなり好感が持てる。うちのせがれに結婚するんだったら彼女のような人がいいというのだが、どうやら彼は韓流文化には興味がない、それどころかかなりの疑いを持っている。実は私にはちょっとした目的がある。それは将来落ち着いたら韓国にソンギョンガンと言う大学があるがそこに哲学の勉強をしにいくことである。韓国と言う国は基本的に大学院は英語で論文を出す。韓国語自体がそういう修士論文を書くには十分ではない言語であるからだ。だから必然的に修士論文は英語になるのだが、英語で論文を書くので外国人には都合がいい。大学院とまでいかなくても指導者が専門的な知識をしっかりと勉強することは大事なことだ。これは私の意見であるが考え方の薄っぺらい人間は物事を客観的に見たり、咀嚼してそれを考えることができない。発想や勢いでものを言ったり教訓的なことなんかも漫画のようなセリフや先輩などのうけうりである。おそらくそういうオブザベーション的な考え方ができないのは学問的な訓練ができていないからである。学問的な基準に立つというのは非常に大事なことだ。しかし学問的な基準に立つと言ってもちょっと本やインターネットで調べたようなことを受け売りのように言うのではなく、きちんとした作業に基づいて結論を出すというような基準でなければいけないと思う。例えば成長期の子供にボクシングをさせることは危険であるということはきちんとその論文が英語で書かれている。さらに欧米では禁止している国もあって、もしさせるのであればその危険性を十分に説明してからコントラクトにサインさせるのが常識となっている。説明すると長くなるので書かないが、MOBでは医学的に子供がコンタクト目的でボクシングするのは危険だとみなし、成長期の減量と顔へのコンタクトは禁止している。MOBが顔へのコンタクトを禁止しているのは学問的基準に立ってのことだ、はっきりいってスポーツする人間に勉強させろというのはしっかりとした基準に立って何が正しいかという見解をしっかりと持ってほしいからだ。

 

 

 

 

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