脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

思い出のチキンステーキ

2023-05-18 | Weblog
昨日会員の人にマスボクシング選手権に出たらどうですかと聞かれたが、しかしもうボクシングはできない。できない理由の一つはまずパンチがこわくなったこと。音をきているだけでぞっとすることもある。そしてシャドウが3分間できないイメージできないし、自分のリズムがわからなくなっている。そして最大の理由は闘争本能がなくなったこと、当時強いとか言われている人間を認めることはしなかったし、そういう人間の名前を聞くたびに「〇ね」と思っていたが、本当に身の程知らずでほとんど病気だったと思う。これは私が学生の頃の話、私のコーチのジョージと私のだいきらいだったノーランのコーチが仲が良く、ある時昼食を4人で食べに行った。最初一緒にランチに行くぞと誰と行くとか聞いてはなく、しかし実際行って見ると、なんとそこにはノーランの姿が「げっなんでこんなやつがここにいるんだ」と相手も間違いなくそう思っていたであろう。そしてレストランに入って席を通され座席につくが、その時もお互い目をあわさず、ジョージが何かふってきてもああとかうんとかつれない返事、そして食事が運ばれてきたのだが、その時私の目を疑う光景が、私はチキンステーキを頼んだのだが、なんと彼も私と同じものを注文していたのだ。「げげっ俺と同じものを注文しやがって」と怒りがふつふつ湧き上がってくる。おそらく飲み物が同じだったら、お互いつかみかかって行っていたかもしれない。ジョージが私を選んで教えてくれたのは「お前はガッツがある」と言うことであったが、技術は大したことはないが外国人相手でも物おじしないし、2、3階級ぐらい違ってもたたきのめしてやるぐらい思っていたが、確かに闘争本能は強かったと思う。本当に私は若い時は身の程知らずで病気だったと思う。次回はこの2、3階級違うけど叩きのめしてやると言うあほな考え方がおおきな火種となりジョージと私はチャンピオンをおこらせてしまう話。
多少のデフォルメはあるがすべてノンフィクションである。

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