脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

人権に疎い国が目立つアマチュアボクシング

2013-07-26 | Weblog
ボクシングのルールが改正されたらしい。私自身以前ルールなどが都合よく変えられるということをブログで予想していたので驚かないが、はっきり言ってこれからボクシングは危険になっていくことは間違いないだろうと持っている。
今回ヘッドギアの着用廃止ははっきり言って時代と言うか世論を逆行している。ヘッドギアの着用を廃止したのは安全性よりも競技性を重要視し、プロボクシングに近づけたということが言えるのだが、たぶんルールがプロボクシングに近づいて行っているのは、近年アマチュアとプロとの乖離が目立ってきて、ボクシングの統一化をはかり人気を取り戻すためであるが、それと同じくしてたぶん中国のように人権が疎い国が、子供の頃から養成所のようなところに入れてびしびしと鍛えた選手を引退後もプロとして市場に売り出すためにそうするように仕向けたのではないかと思っている。
中国と言えば北京オリンピックあたりからボクシングが目立って来た国であるが、どうやら現地の人間の話によると中国では一般の人がボクシング(キックボクシングをボクシングだと言う人間もいるが、ここでいうボクシングはオリンピック競技にあるボクシング)を競技できないらしくて、ボクシングをする人間は養成所みたいなところに入れられて競技させられるらしいが、たぶんこれはボクシングが欧米諸国で人気がなくなって来て、メダルがとりやすくなったということをキャッチしてボクシングに力を入れる。中国が自信のメンツを保つためにとった作戦ではないかと考えている。

AIBAと言うボクシングの団体は調べたらわかるが、過去にもいろいろと金銭がらみの疑惑が浮上してきた、スポーツでも最も汚い団体である。
ボクシングがヨーロッパやアメリカなどの経済大国において人気がなくなっているのに対して、中国のような人権の疎い国が台頭してきているということは、疑惑のひとつやふたつぐらいはあってもおかしくない、もともとボクシング廃止論が問題になり、子供が競技することに対する反対の声が上がる中、安全性がとなえられてきたが、欧米の人気がなくなり、中国などの人権に疎い国が台頭したとたんにプロにルールが近づくと言うのは、どこかでそういう思惑が動いていると思うのだが、これからはアマチュアもどんどんプロボクシングのスタイルに近づき危険なってくるのではないかと思っている。

だからこれに対して日本語今までのように、はやくとめるとか、CTを義務付けるなんて言うような後手後手に回るような不良がおこられてするようないいわけでは通用しない。
早く止めようがメディカルチェックを義務付けようはボクシングはあぶない。ここを文章化してはっきりとさせる必要がある。
よくボクシングはなぐられるからあぶないのではないかという質問をされると早く止めるとか、アマチュアのパンチはポイントだからなどと言うようないいわけをする奴がいるが、なぜあぶないことを認めてアメリカのようにその競技性をはっきりと説明して認識させ、コントラクトにサインさせると言うようなことができないのか理解に苦しむ。
英語を読める人間は調べればわかるが、アメリカの連盟は競技者登録をするのにあたってボクシングは危険であり、死んだり、後遺症がのこったりする危険があるということを文章化して、そのことをうけてコントラクトにサインすると言う措置が取られていて、スポーツ保険なんかも連盟が窓口になって責任を持って受け付けているのが特徴である。
これからのアマチュアに必要なのは抽象的な説明やごまかしではない、前にも言ったがアカンタビリティーとコントラクトである。

だいぶ前にどこかのバカトレーナーがシャドウボクシングで山場をつくれと言っていたらしい。
シャドウボクシングで山場って何??「こういった」を「こおいった」と言っていたが、こういうことは真面目に授業を聞いている子供ならば、おかしいと気づく、たぶん成績のいい子ならばなめられて見限られてしまうであろう。揚げ足取りではないが、こういう奴は今のアマチュアボクシングの象徴で、そういう奴に文章化してコントラクトをつくるなどと言う発想はないに等しいのだろうか?






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